マガジンのカバー画像

徒然ポエム(つれづれぽえむ)

16
ふと感じたことを正直に、ふわっとかいています。
運営しているクリエイター

#旅

写真と旅

「じゃあ、けんけんは、写真家になりたいの?」 最近よく聞かれること。 多分、ぼくは3月末で4年間続けた会社を退職したからだろう。 ここ2年間は休日になるたびに、写真を撮っていたし 写真には強い拘りもある。 仕事を辞めたのだって、毎日を自分の本気になれること(アジアや日本各地の写真を撮影する)で埋め尽くして、いつかそれを仕事にする為だった。 でも、写真家になりたいかという質問にたいして、堂々と「うん、そうだよ」と答えられなかった。 自分の写真が世間に評価されるか分か

雨の次の日。

昨日は雪が降った。ニュースでは大雪だと言っていたけど、ぼくの住む城南エリアでは、みぞれ雪程度だった。 翌日になって今は、岐阜県に移動している道中で、静岡の海岸線あたりを眺めている。 雨の次の日は、景色がとても綺麗だ。海や空がきらきらしていて、そこにある街や人もなんだか趣深い。 雨の次の日は、"旅" と似ている。 旅に出ると予想外のことが沢山おこって、 苛立ったり、楽しかったり、悲しかったり、切なく、呆然とすることもある。 でも、ひつと言うことができるのは 辛いことが

Next Seat , Different Life

一人ひとりの、星の数ほどある人生を もっと覗いてみたい。 そんな衝動に駆られているのかもしれない。 ふと旅先や街ですれ違う人々を見て この人はどんな毎日をおくってきたのか、 気になってしまう。 同じ教室で席を並べていた友人に、会うたびに「久しぶり」と言っている。 あの頃は「また明日!」って言ってたのに。 同じ部活で励ましあっていた友人と出会っても、別れるたびにお互い自分たちの生活に戻っていく。 あんなに一緒だったぼくたちが、 今はこんなに違った人生をおくっている。