カウンセリングについて②

カウンセリングについて、今日気づいたことがもう一つある。それは、カウンセラーになる人はある種の能天気さもっていなければならないということである。その能天気さは子供をもつつもりがあるか、もっているかでわかると思う。今日受けたカウンセリングの担当カウンセラーは子供をもつ女性である。私はこの世界は地獄だと思っているので、子供をもつという選択をする人を理解できない。特に女性の場合(私は男性ではないので、男性特有のつらさを実感できないが、あるかもしれない)、生きていくのが非常に難しいと思う。それを経験しながら、子供を産む、もし女なら地獄を味わわせることになる。もし男なら女に加害をする可能性が高い。それなのに産む。信じられない。理解できない。そういう思いが根底にある。だが、世の中にそういう自分の理解を超えた人が存在していることは、ごく当たり前のことである。生きていくならそれを受け止めなければならない。無理だ。無理だが、そうしないと生きてはいけない。生きていく必要はない。生きていく必要はないが、絶対にどうにもならないことは存在すると諦められるようになるかもしれない。もし諦められたら、辛さに折り合いをつけ、生きていける可能性が出てくる。生きていく辛さはどうにもならない種のものだからだ。そういう意味で、カウンセラーは、クライアントに生きる可能性を与えることができるのではないだろうか。ただ、私は諦めないし、折り合いもつけないし、生きていかない方向に進みたいと思う。まあ思うだけで行動に移せはしないのだが…。

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