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教育

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私のこれまでの教育の歩み
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#授業

なんで、人は生きるの?

突然、一年生の子供にそう聞かれて、私はあんぐり口を開けた 。その状況は、かつて同僚が置かれた状況に似ていた 。それは、道徳の公開授業での出来事だった 。同僚が「それでは、これから道徳の授業を始めます。」と言った時、教育委員会の指導者がその教室に入ってきた。 まだ、発問もしていないのに、即座に一人の子が手をあげた。 「先生!道徳って、何ですか?」その予想だにしなかった1年生の質問に、その同僚は狼狽し、その答えに窮した 。私は、その話を同情をもって聞いた。こうした概念を1年生の

授業は意欲から始まる‼️

ことわざに「終わり良ければすべて良し」というのがあります。最初や途中の経過が悪くても、締めくくりが良ければ、すべてが良くなるという意味ですが、これを授業に当てはめるのはちょっと無理があります。授業には、「始め良ければ終わり良し」の方が相応しいように思います。つまり、授業においては、始めも、途中も、終わりも良くなければならないと考えているからです。良い授業とは、意欲が途切れない授業であり、それが私の理想とする授業です。その中身についてもう少し詳しく述べてみたいと思います。 授

私の授業「ごんぎつね」

単元名は「読んで考えたことを話し合おう」。 単元の目標は大雑把に言って二つ。 一つは、「登場人物の気持ちの変化を想像して読むことができる」、 もう一つは、 「一人一人の感じ方の違いに気づくことができる」、です。 私は、登場人物の「ごん」や「兵十」の気持ちの変化を、場面ごとに、「喜」「怒」「哀」「楽」で表現させるように設定しました。勿論、キーワードをもとにその理由も考えさせました。各自の考えたことを班で発表しあい、班長にその概略を全体の場で発表させ、それらを一つにまとめて