ウチの娘は彼氏ができない‼︎ 第9話　クズでカスなお父ちゃんの真意

　碧は、空がいなくなって不安がっていると、風雅ごと戻ってきます。風雅は流木だけ届けて、いい宿へ向かいます。ヨーヨーでかなえおばちゃんを手懐け、整骨院の内装も担当し、流木も売り始める。そう光に語り、違う風を感じたと空。
　そして二人はジャンプ投稿の夢を語るのでした。

嘘の理由

　風雅は安下宿の2階から、碧の名前を呼んで部屋にあがらせます。碧はマイペースな風雅に、目的は何かといただそうとします。するとかなえが大根の煮物と酒を持ってきている。すっかり手懐けているマイペースなかなえです。ひとたらしの風雅は、碧にも美人と言ってきます。風雅はジェンガに誘ってくる。碧は勝ったらとっとと帰ることを条件にジェンガに挑みます。
　風雅は碧が真ん中あたりから抜こうとすると言います。覚えていないというのは嘘だった！

　なんで嘘ついたのか？
　風雅は空の瞳が鈴そっくりで、鈴みたいで、碧を覚えているとは言えなかったそうです。急に訪ねてきて戸惑い、こんなことがこの世にあるのかと想ったと。鈴をささえたお礼。鈴の子どもを育てたお礼を言う風雅。
　碧は鈴と親友になったことを語る。忘れられないひどい男を好きになった同士。周りから見たらクズでカスかもしれないけど、それを上回る魅力がある。それが恋。
　風雅はクズでカスだと自覚があるようです。
　だから、恋をしたことを否定したくなかったと。
　だから碧は思ってしまった。どうして子ができたのは鈴で、自分ではなかったのかと。それくらい、風雅が好きだった。昔の話なのに、碧は涙を流します。そしてなんで鈴のそばにいなかった風雅をなじるのです。病気抱えて子を産んだ鈴のことで、碧は風雅を責めて泣く。そして殴っていいかと聞く。碧は平手打ちします。風雅はここでお願いをしてくるのです。