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『ゴールデンカムイ』#307 ち○ぽ先生

 手榴弾からアシリパをかばった牛山。その巨体は終わりの時を迎えようとしています。白石のいう通り、最期までかっこいい。ずるいくらいの大往生だとは思う。目的を守るための最期なのだから、これはこれでよかったのではないでしょうか。
 現実的で嫌なことを書いてしまうと、これだけの巨体となればそれこそ爆破くらいしか倒す手段もない。リアリティのある退場です。

 一方で杉元は、敵がヒグマに襲われていることを察知します。そして後続車両に。月島はアシリパから権利書を奪い、屋根の上の尾形に手渡していました。永倉と夏太郎が列車に追いついておりまして、土方の最期をみることになりそうです。
 月島に鶴見が、屋根の上から手を伸ばす。その月島を鯉登が止めにかかります。上に行けば死ぬ。鶴見のそばで全てを見届けたい月島と、解放して欲しいと願う鯉登。土方は牛山は排除した。権利書は手に入れた。月島は十分働いた! そう訴えています。鯉登は覚醒したからこそ、周囲のことを考えてまっすぐに行動しています。
 鯉登が這いずり回っているのは足の負傷ではなく、失血による貧血ではないかと思います。頭を強打していたり、足を怪我する場面はなかったと思いますので、大量失血による電池切れですね。それはそれで危険ですが。

 杉元はアシリパの元に来て、毒矢でヒグマを倒して欲しいと頼みます。そしてここでアシリパは、矢筒がないことに気づきます。
 月島は目を閉じてうずくまっている。その横にいる鯉登は、土方が横を歩いていく姿を見て驚き見守るしかありません。

 土方は幕末京都を歩く夢を見ています。背後には左から近藤勇、斎藤一、沖田総司。杉元、アシリパ、白石が呆然とその姿を見送ります。白石が「何か変だぜ」という。沖田と斎藤に声をかけつつ、土方はヒグマに切り付けるのでした。

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『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。

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