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『おかえりモネ』第115回 やり方を変えても、続ければ

 家業を継ぐと決めた耕治。モネも気象アプローチで、養殖に生かせるか考えています。

あいつのやり方で続ければいい

 モネが朝早く起きていると、早朝のワカメ取りから戻ってきた龍己と出会します。モネは鉢植えを抱えています。耕治の笛から芽が出たブナの木です。萌芽更新をしたのだとか。広葉樹はこういうことがあるそうです。モネは日の光に当てたくて移動させようとしています。龍己はカエルの置物の場所がいいと案内します。
 雅代は牡蠣から、この鉢植えに憑依したはず。それでも雅代のナレーションは入りません。あくまであれはファンタジーということでしょうか。死者の願いで話が動きすぎてもちょっとね。

 モネは、耕治が養殖ができるのかと龍己に言います。俺のやり方ならできないとキッパリ言う龍己。50代半ばだし、船は動かせないし。でも、やり方を変えるのならば続けられる。変えられるものを変えて、大事なものを守ること。百年後は俺みたいなゴツゴツした漁師でなく、耕治みたいな奴が残っているかもしれないと笑います。
 これはその通りでしょう。IT技術の活用とか、そういうことならば耕治が向いてそう。SNSアカウント活用なんか上手そうでしょ。
 モネが百年後も祖父みたいな漁師がいて欲しいというと、かわいいと龍己は言います.モネは愛想笑いしないし、無愛想だけど、かわいげはあるのです。しかもおあいそじゃないから貴重よ。
 あの鉢植えは大きくなったら植えるとか。あの耕治の笛はすげえ音がしたと笑い合う祖父と孫です。

亮と未知が話し合う

 2020年1月13日、成人式です。モネは成人を迎える若者を祝います。このあと、未知と亮が会うとか。でも亮はモネに渡すものがあるそうですよ。低気圧データです。プレゼントではないのです。あくまで仕事ですね。モネは未知が大学のことを亮に話すのか、どうなるのかと心配しています。知らせてね。そう念押ししつつも、もう決まっているのかともいう。さて、どうなるのでしょう?

 モネは「はじき猿」にまつわる読者投稿を読んでいます。気仙沼名物なんですね。さりげなく地元のものを出す。そんな素敵なドラマです。
 ここで亮が来ます。モネは亮から嵐のことを聞きます。波が5メートルで大変だったと。やはり止まることが正しかったと。そういえば親父も同じことを言っていたと量は振り返ります。新次は漁師としての勘がまだしっかりとありますね。
 亮は別れ際、モネの仕事を綺麗事呼ばわりしたことを詫びます。しかしモネは、わかっているし、ちょっとうれしかったって。本年を言ってくれてうれしかって。亮はどんだけ自分が壁作っていたのかと苦笑します。

19対5

 するとそこへ菅波が来ました。モネは喜ぶどころか、7時じゃなかったかと焦っています。予定より二時間早いんだって。モネは計画狂うといやなんですね。しかも5時からは放送もあるし。
 菅波はモネと亮の姿にちょっと動揺し、19対5では圧倒的な差があると自分に言い聞かせています。この謎理論は量から聞かれても答えず。過ごした年数でしょう。
 菅波なりに動揺した。そこで愛ゆえとは思いたくないからこそ、年数を数えた.彼なりの合理性でしょうね。
 モネがラジオで話していると、菅波と亮が手を振るのでした。

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