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『水都百景録』を楽しもう「内山書店と東方書店」

 せっかく『水都百景録』を遊ぶのならば、コラボにいってみたい! そんなわけで、遅ればせながら行って参りました。

神田神保町といえば書店だけでなく……

 神田神保町といえば、書店街ですね。ずらっと並ぶ書店の中に、アジアに強い内山書店と東方書店があるわけです。書店のみならず、老舗町中華もあれば、ガチ中華もあります。『水都百景録』のファンならば行って損はない素敵な街です。
 書店巡りをして、中華料理を食べる。完璧ですね。そんな素敵な街歩きが楽しめます。

東方書店

 東方書店は学術書や輸入書籍も多く、上級者向け、ガチ書店という感はあります。『水都百景録』のコラボについていえば、ともかく豊富な品揃えでどうだ! そう硬派な姿勢で挑んできた感はありますね。
 倭寇書籍が多く、サイトできっちりと案内していたところもさすが。『水都百景録』の中には、倭寇に反発する人もいるようでして。ここで案内された本を読めば、“反日”なんて単純な話でなく、歴史的なことだとわかることでしょう。日本史の課題などまど、いろいろなものも見えてきそう。
 歴史総合につながる、そういう書籍もありますね。日中は隣り合っている以上、海域に目を向け、そのつながりを把握しないと! そう『水都百景録』から認識し、ここで本を手に取る人が増えるよう願うばかりです。

内山書店

 内山書店と東方書店はほんの少ししか離れておりません。じゃあかぶるのかというと、そうではないのがすばらしい!
 中国で言えばACGN、オタ活により適しているのがこちらでして、あのブロマンスコミックスもあるのがこちら。本場とつながっている感が出ていていいですね。
 『水都百景録』コラボはともかく素敵! ポスターがある。特殊住民が自分にまつわる本を紹介している。店内にある応天府に入居できる仕掛けもある。大きな特殊住民パネルもある。そして厳さまバッジとブックマークのプレゼントもある! 大満足のコラボ内容でした。
 かわいらしい特殊住民なのに、進めている本は本格的な輸入書。そんなまさにガチ書店の風格。店員さんやディスプレイも親切です。「イラストを描きたい!」などなど、要望に適した配置が素晴らしい。中国文化に興味を持った人に扉を開ける、そんな素晴らしいお店です。
 イベントでも出品されているところを見かけました。ともかくフレンドリーで、親切なお店です。

 内山書店はその由来も素晴らしい。一世紀前からの歩みを知ると、さまざまな困難があっても日中友好を続けてゆく意義を学べます。行くだけで元気になれるお店ですね。

 そしてこの二軒とも、陰謀論的なヘイトまがいの書籍がないことが素晴らしいのです。一般的な書店は売上のためか、中国をことさら貶める本が並んでいますよね。中国のことをもっと知りたいのにあんな本があると、疲れてきてもう嫌になってしまう。そんなことはありませんか?
 しかし、こちらのお店には一切そんな心配はありません。安心してどっぷり浸かりましょう。

 なお、今回はほぼ宣伝なので、有料部分はありません。

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『水都百景録』をまったりと楽しむポイントや歴史トリビアなど。

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