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『ゴールデンカムイ』#314(終) 大団円

六ヶ月後、アシリパと杉元は東京にいました。そこでは目の見えるようになった梅が生花店の女将になっています。そんな梅に、寅次からの約束だと金塊の分け前を渡す杉元でした。

これより遡ること一月前、一行は榎本武揚を訪れ、権利書のことを相談していました。土方の兼定があったから、通れたとのこと。信頼できる伊藤博文と西園寺公望に相談するとよいと伝えられました。

北海道にはない干し柿を食べても特に何でもない杉元。帝国ホテルのエビフライを食べたいと語る杉元に、アシリパは苦い顔をします。が、都会で食べるうまいものは金がかかると杉元は言い、アシリパと食べたものもおいしかったという。そして故郷へ帰ろうとアシリパにいうのでした。

白石はそんな湿っぽい別れは見ていられないと、どこかへ向かいます。

夏太郎は牧場主になる。

永倉新八は剣道を教えたり、回想録を出したり。史実通りの人生。

谷垣とインカラマッは阿仁で、長女の下に14人の男児が生まれる。

門倉とキラウシとマンスールは渡米し、カルト映画を作る。

ヴァシリ・パブリチェンコはロシアで有名な画家となりました。「山猫の死」という最後まで手放さなかった絵が、日本のIT企業に三億円で購入されたとか。

月島は鶴見のかけらを探すも見つからない。そんな部下に鯉登は、これから鶴見に巻き込まれた部下を守るからついてこいと言います。そして最後の第七師団長になる。

アシリパは生涯を通して交渉を続け、権利書にある土地は国立公園や国定公園になった。

そして3年後――アシリパと杉元の元に手紙が届きます。東南アジアのどこかの島で王になった白石から、顔が刻まれたコインが入っていたのでした。

と、大団円です。ここから先は有料です、すみません。購読したら読めます。

連載は終わりましたが、ゴールデンカムイ展レポート、アニメ感想等、しばらく続きます。

一件大団円だと思いますよね? いや、それはどうでしょう。

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2,371字
『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。

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