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『週刊金曜日』連載「渋沢栄一と朝鮮侵略」を読みました

 『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』の公式ツイッターで紹介されていた『週刊金曜日』の連載を読みました。

渋沢栄一顕彰という時代錯誤

 スッキリしました。
 新札と大河のせいで、渋沢栄一憲章が盛んです。毒づきたくなることをグッと堪えるのは耐え難い。そもそも21世紀にもなって渋沢栄一顕彰をしている時代錯誤感がもう辛抱たまらんのです。
 大河なんて顕彰できないから、いちいちくだらない歴史修正と捏造をてんこ盛りにしていて恥ずかしくないのかと毎回思ってます。

 この連載を大学生がしているということを、もういっぺん冷静に考えてください。
 渋沢栄一顕彰は、若い世代にとってはもうハラスメントに近いのではないかと思います。性的な放縦なんて、もう読んでいて気持ちが悪くなります。大河と渋沢顕彰にかこつけて、渋沢や伊藤博文の性的な部分まで、雑に庇う記事がどっさり出てきてウンザリしています。
 そういうゲス記事も(と敢えて言い切ります)、捏造大河に号泣持ち上げコタツ記事も、朝日新聞もせっせと加担するお上品ぶった記事も。いいかげんにしろと言いたい。

 それに対してウダウダ言われたら、この連載を突き付ければいい。渋沢の罪はともかくありとあらゆる書籍で誤魔化されますので、こういう連載はともかくありがたい。単行本になったら確実に書います。楽しみにしています。

 そうそう。
 なんで『青天を衝け』を褒めないのかみたいなことをネチネチあのドラマのファンに絡まれるんですけど。この連載に答えが全部ありますよ。国境を越えるまでもなく、後期水戸学信奉者で天狗党と親しい時点で、私は嫌悪していますけど。
 若い世代に「あなたは渋沢栄一を顕彰していましたね」「あのドラマを褒めてましたよね」と言われるなんて、私には耐え難いことですので。

 渋沢栄一はじめ、日帝が朝鮮半島でやらかした悪事の根源は、このあたりの思想にある。明治維新前後や初期にうまくいった悪事を繰り返している。まったくもって顕彰に値しないというのが私なりの判断です。

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