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『水都百景録』を楽しもう!「闘蟋」(とうしつ)

 多忙で久々の更新です。

コオロギを捕獲するみなさん

 攻略ではないのですが。すみません。

『水都百景録』では民がコオロギに熱くなっています。すごく高く売れる! 高いコオロギを捨てられちゃったらしい……でも、コオロギ遊びは何かいけないニュアンスもある。

 これは中国の伝統娯楽「闘蟋」(とうしつ)です。

 日本の賭博ならチンチロリンとサイコロをふる。あるいは花札。それが中国ではコオロギも出てくる。闘鶏や闘犬のようなものだとご想像ください。

 庶民的で気軽なようで、賭博なのでネタにしやすい。そんなわけで、馮夢龍の『笑府』のような笑い話には欠かせないネタです。

コオロギは賭博の道具

だから誤魔化そうとするオーナー

気づかず捨てられる

オーナー落ち込む

でも隠してたんなら自業自得じゃん

 そんなあるあるネタです。

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159字
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