『水都百景録』を楽しもう!「闘蟋」(とうしつ)
多忙で久々の更新です。
コオロギを捕獲するみなさん
攻略ではないのですが。すみません。
『水都百景録』では民がコオロギに熱くなっています。すごく高く売れる! 高いコオロギを捨てられちゃったらしい……でも、コオロギ遊びは何かいけないニュアンスもある。
これは中国の伝統娯楽「闘蟋」(とうしつ)です。
日本の賭博ならチンチロリンとサイコロをふる。あるいは花札。それが中国ではコオロギも出てくる。闘鶏や闘犬のようなものだとご想像ください。
庶民的で気軽なようで、賭博なのでネタにしやすい。そんなわけで、馮夢龍の『笑府』のような笑い話には欠かせないネタです。
コオロギは賭博の道具
↓
だから誤魔化そうとするオーナー
↓
気づかず捨てられる
↓
オーナー落ち込む
↓
でも隠してたんなら自業自得じゃん
そんなあるあるネタです。
ここから先は
159字
『水都百景録』をまったりと楽しむポイントや歴史トリビアなど。
『水都百景録』を楽しもう!
¥100 / 月
初月無料
『水都百景録』の攻略というか考察など。
よろしければご支援よろしくお願いします。ライターとして、あなたの力が必要です!