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『ゴールデンカムイ』#300 再延長戦

 月島は権利書はアシリパの矢筒の中にあると、鶴見に報告します。さすが鋭い。このあと、馬で走る鯉登の姿も。やはり鯉登は月島がいないと駄目なのかもしれない。月島の判断があれば、権利書のフェイクには騙されなかったことでしょう。もっとも、永倉と対峙しているあそこで飛び込んだから命拾いした可能性はあるけれど。

 一方尾形は、木の上でここでいいのかと考えています。とはいえ時間までは予測できない。そんな尾形は木の上にある反射光に気付きます。そして運命は俺に味方したとドヤ顔。距離はおよそ800メートル。光学照準器を使用しないアイアンサイトの狙撃最長記録は1406メートルとのこと。しかし、尾形は気付きます。あまりに嘘くさい反射であると。そこで、光からの腕一本下の位置を撃つのでした。どうやら風はないようですね。
 尾形は左脛を打たれます。
「うん……仕留めた!」
 もしもヴァシリが無事なら、今の一発が足で済んでいるはずがない。そう確信します。果たして向かいの木からは、血のついた狙撃銃が落ち、そこに血が滴るのでした。
 ヴァシリの生死は不明。とはいえ尾形も足をやられています。これがあとあと致命的なことにならないとよいのですが。
 それにしても尾形は人をむかつかせる顔をしますね。そりゃ狙撃手って、捕まったら拷問のうえ惨殺されるわな。

 谷垣は狙撃を察知。尾形は子熊ちゃんは逃げたと認識し、鯉登の後続にいる第七師団の兵士を撃ちます。鯉登は振り向いて乗り手のいなくなった馬を見ると。 

 杉元や白石たちは、馬が持たないと言い出す。土方が迎え撃つと言います。とはいえそれは向こうも同じだから走れとアシリパは言います。ここで函館駅行きの汽車を発見。裏を書いて港へ向かい、船に乗ろうということになります。
 ただ、函館行きの汽車は夕方の一本であったはず。
 そこには第七師団の兵士がズラリと乗っていたのでした。

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『ゴールデンカムイ』アニメ、本誌、単行本感想をまとめました。無料分が長いので投げ銭感覚でどうぞ。武将ジャパンに掲載していました。歴史ネタでより楽しめることをめざします。

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