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思うがままに、夢を語ってみる。|書く習慣1ヶ月チャレンジ

10月に突入し、季節が本格的な秋へと移った。
2023年もあと3ヶ月。信じたくないけれど、もうそんなに経ってしまったのかと考えてしまう。ずいぶんと目まぐるしいスピードだ。

このままでは3ヶ月後に「また何も成し遂げることなく1年が過ぎてしまった……」と思いかねないので、10月は先日読んだ『書く習慣』になぞらえて1ヶ月noteを書き続けることに挑戦する!
本当は昨日からスタートさせたかったのだけど、自分や子の体調が思わしくなかったりで見送ってしまった。10月が31日ある月でよかった。(?)

Day1:今抱いている目標や夢

率直に、いきなりお題のハードル高っ、と思ってしまった。笑
とはいえ「書く」上では嘘偽りなく本音で、と読んだので、これまで内に秘めていた自分の気持ちに向き合っていこうと思う。

歳を重ねるごとに自分の夢よりも大切なものやことが増えて言って、抱いていた目標のハードルはどんどん低くなっていき、「もう平穏に暮らせればそれでいいや」と考えがちだ。だけど、「好き」という気持ちを薄れさせたくはないな、と強く思っている。

だからはっきり宣言する。
わたしは、物語を書く人になりたい。

幼い頃から本や漫画を読むのが好きで、真似事のように物語を書いていた。次第に勉強や部活やサークル活動などに手一杯で遠のいていってしまったけれど、社会人になってこれまでにない責任やらストレスやら重いものを抱えるうちに、再び物語を書くようになった。この頃はまだ、好きな曲を聴いて連想するオマージュのようなものが多かった。オリジナルのつもりで書いてみても、なんかどこかで読んだことあるな、といった具合。

そんなゆるゆるの創作を続けていた時、ある本と出会った。それはその作家さんのデビュー作であったのだけれど、わたしにとってはなかなか衝撃だった。なぜなら、自分が書きたいと思っていた構成にそっくりだったから。
登場人物や設定はもちろん違うけれど、冒頭やその後の展開、結末へのつながり方がとても似ていた。そしてつい、思ってしまった。

「わたしが書かなくてもいいんだ。」

様々な局面で比較されて育ってきたからか、わたしには「何に対しても人と比べてしまう」悪い癖がある(厄介なことに、今もそう)。本業の作家さんと比較するなんてそもそも見当違いだし、もともと強い思い入れがあって続けていたわけではないけれど、それを機にわたしは書くことをやめた。たまに思いついてオマージュっぽい物語を書いたり二次創作したりすることで満足していた。

書くのをやめたけれど、その作家さんが嫌いになったわけではない。むしろ逆。大ファンになった。
新刊をチェックし、持っていなかった文庫を揃え、何度も何度も読み返しているうちに、気持ちがふつふつと湧き上がってくるのがわかった。

やっぱりわたし、自分の物語を書きたい。

そんな気持ちもあって始めたnoteだった。
といいつつ、あんまり創作の記事ないんですけどね。笑 書き上げるまでに時間がかなりかかるタイプなもので……。
そしてここ1、2年くらい取り掛かっていた、noteに投稿しようと思っていた物語の輪郭がはっきりとした時、世に「物語」を生み出したい、と初めて思った。

諦めてきた夢はたくさんある。上には上がいるとか今からじゃ遅いとか、何かと理由をつけていた。けれど、今抱いているこの夢は手離したくない。何かを始めるのに早いも遅いもなくて、それよりも大切なのは、思い続けることだ。

「物語を書く人になりたい」、それがわたしの夢。
そしていつか、その気持ちを思い起こさせてくれた作家さんにお会いしたい。それがさらなる夢。

そのために、今取り掛かっている物語を書き上げる。それが、目下の目標。


……書いてみて、ものすごく大掛かりなこと言っちゃってるな〜……という気持ちになっている。
だけど、これまで誰にも言わなかった、言えなかった気持ちを言葉にしたら、少し心が軽くなった気がする。やらねば、という気持ちも膨らんできた。笑

一先ず、夢の話はこれにておしまいとしよう。