見出し画像

諦めることと決意

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるにも関わらず、春分を過ぎたここ数日、ずっと寒い日が続いている。しかもコロコロ変わりやすい天気までセットでついてきて、さっきまで晴れていたのに少し目を離した隙に吹雪いていたり、その逆も然りだったり。そのせいか、久しぶりに一家全員で風邪をこじらせてしまった。コロナインフルその他ではなかったから良かったとはいえ、子の鼻風邪は日常茶飯事、花粉の時期も相まってティッシュの消費量がとんでもないことになっている……。

自分と家族の体調を気にしつつ、最近は割と苦悩していた。
苦悩、なんて言葉で表現するのはちょっと大袈裟だけれど、少し一人の時間ができた時、料理をしている時、眠る前、と、生活のありとあらゆるタイミングでふと思い悩んでしまっていたのは事実。

2024年が始まって早2ヶ月と20日ちょっと、(3月はほんとうに去るように過ぎていく)、毎日はさすがに難しかったけれど、それでもコツコツ、執筆を続けてきた。今月末締切りのとある公募に挑戦するために。
だけど、3月に入ってもなお、十分に納得のいく兆しが見えてこなかった。そこに体調不良+家族ふたりが重なり、書く時間がすっかりとれなくなってしまった。
「ここで頑張ればきっとどうにか間に合う」、そんな微かな希望と「また中途半端に物語を終わらせたくない」という葛藤がせめぎ合い、昨日ようやく後者に軍配が上がったところだ。

4月からはまた新しい物語にとりかかろうと思っていたけれど、
・書き足したいことがまだある
・どう考えても推敲が足りない
これらを踏まえ、今回は見送ることにした。
何かを諦めることはこれまで何度も経験してきたけれど、こんなに悩んだのは久しぶり。
端から見れば「そんなことで?」って思われるかもしれないが……。

そんなのを繰り返していたらいつまで経ってもどうにもならん!という気持ちがあったから(実際、同じ公募に再度挑戦するにはまた1年後になってしまうし)どうにか頑張りたかったけれど……これまででいちばん長く、そしていちばん時間をかけて書いていたものだったから、中途半端な状態で挑戦をしておしまいにはしたくなかったの……。


っていう気持ちを、どこかに吐き出したくて書いたnoteでした。
よし!気持ちを切り替えよう!
明日からはスケジューリングをし直して、新しい物語の構成を考えつつ、アイディアフラッシュをしつつ、物語の完成に向けてまた書き続けていくぞ!