城福体制初陣快勝!〜適材適所の大切さ〜

VS山口
勝ったぞー!やったー!
久しぶりに勝てたここまで遠かった!
これで、4戦負けなしなんですね。
ここから上昇していこう!!!

さて、城福体制初陣のふり返り。
私が1番うれしかった、【適材適所の人員配置】について、書こうと思います!
みなさんの視点の参考になればうれしいです。

■スタメン

前節から小池→バスケス 平→谷口 長沢→マテウス と言った変更
ベンチメンバーには宮本、河村の大卒2名が入った。

■メンバーを見ての感想
ベンチメンバーの構成がよかったなと。
堀体制下で発生していた、ベンチの攻撃カードの少なさと守備カードの多さ(CBを2人おいたり)が無く、ただ守備のバランスも忘れず。といった非常に良い印象でした。

ここからの交代の切り方が、今節の勝因であり、監督変化の効能だと思いました。
後述します。

■交代推移
①55分 1-0 バスケス→新井

そのまま新井を右へ
バスケスのサイドを攻略しきれない時間が続いていた中での交代。ただ、この交代はあまり機能しなかった印象

②64分 1-0 杉本→小池 井出→河村

私が興奮した(?)交代カードはこれ!
・前述した通り上手く機能しなかった右の新井を左へ移し、小池を右へ
・前からのプレス強度が落ちてきた中、もう一度押し返すためにIHの井出と変えて河村へ
前を2枚に。
・また、アンカー脇を使われてたので、そこも同時に2ボラ化して解消
GoodJob!!!

その後はプレス強度が回復し、猛攻
80分に勝ち越し 82分に更に突き放し
同時にオプションの拡大を図る様な交代を見せる。

③83分 2-0 佐藤→森田 加藤→宮本

この交代はそのままの配置
・佐藤 加藤を変え、宮本をそのままボランチへ
(入団時にボランチも可能な選手であるとの話はあったが、初の起用)
・森田は攻撃時トップ下へ移行する、フリーマン
(永井体制化からIHでの起用が続いており、初の起用)

その後も勢いを持ってしっかりとクローズ
森田のチャンス決めたかった!!!

交代策が功を奏したゲームとなった。

■前体制との違い
・堀前監督
システム>適所適材
アクション>リアクション
理想>現実

・城福監督
適材適所>システム
リアクション>アクション
現実>理想

簡単にまとめるとこういったところだろうか。
城福監督体制での1番大きな変化と言える。

特にあっさりと、1トップ アンカーを捨て埋めたのは、これぞ監督の仕事!という感じ。
理想
素晴らしかった!

■適材適所の人員配置の重要性
私が永井体制時から、思っていたこと。
それは、理想ばかりが先行し、選手がそれに付き合わされてしまっていること。
それは堀体制でも続き、理想が崩れると何も出来ない。同じパターンでの失点ばかりが嵩むシーズンが続いていた。

■私がしばらくの間考えていたヴェルディの2つの問題点
①【IH・アンカー不足とシステム的問題】
②【ペナ内いない問題】

①は不足というよりも、IHであれば梶川
アンカーであれば加藤 以外いないのだ。

・IHで起用される 井出・森田・石浦などはいずれも【トップ下】
・アンカーで起用される 梶川・山本はいずれも【ボランチ】
なのだ。

仕事が全然違うはずなのだが、その辺りの区別がなされてなく、【MF】という括りで一緒くたになっている。

②は、永井体制下の【フリーマン】の負の遺産だろう。
1トップは良くも悪くも「ハイタスク」
整理しない限りやる事が多すぎる。
特に、ヴェルディはIH・1トップともにどんどんゴールから離れていってしまう。
サイドに強みがあっても、中に人がいないから防がれてしまう。
どうしてもクオリティ勝負になってしまう。
この環境下で得点量産する佐藤凌我が凄すぎるだけで、労働環境はブラックである。
本来は、ゴール前で相手を脅かし続けるべき選手であり、ポストプレーなどさせてる暇はないはずなのだ。
ちなみに端戸仁は真逆で、チャンスメイクするのが得意であり、1人で点まで求めるのは求めすぎだ。
ここも【FW】という括りで一緒くた。

この2つ以外にも、チームとしてスムーズにゲームを進める為には、【適材適所の人員配置】
もう少し噛み砕けば、「その人の得意な仕事をさせてあげる。苦手なことをできるだけさせない。メンバー構成」が必要なのだ。
そこには選手同士の相性とか、そういった要素もある。

■まとめ
攻撃で力を発揮すべき選手
守備で力を発揮すべき選手
両方高水準でこなせる選手
また
自由な事で生きる選手
制限される事で生きる選手
また
選手同士の相性

そういった、得意・不得意をチームで生かすチーム作りを城福監督には期待します!
今のところ、叶えてくれそう。

次は天皇杯フロンターレ!
勝とう!

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