冷蔵庫がレタスクラブを読んでみた
noteで一緒に冷蔵庫企画などを立ち上げた友達の川ノ森千都子さん(以下ちづたん)がレタスクラブなる雑誌に載ったらしい。
レタスクラブ…何か見たことある。毎回行く歯科医の待合室とか、ジョナサンにもあったかな。つかそんなにしょっちゅう見かける雑誌に載るとかちづたんすごくね。
レタスクラブって言ったら、全国の高級レタスミシュランか、レタスの美味い調理方法でもやってんのかとも思ったけど、KADOKAWAが出している料理雑誌でレタスに全力投球しているって訳ではないらしい。
ってKADOKAWAってあのKADOKAWAか、超有名出版社じゃねーか。ファンタジーっぽい漫画とかコミックエッセイとかは読んだことあるけど料理雑誌も出してるのか。kindleunlmitedでも読めるみたいだけど、ちづたんの雄姿はやはり紙面で目に焼き付けておかねば。ってことで密林で注文。おお、きたきた。どれどれ。
付録にカラー冊子もつくのか、安価なのに豪華でフルカラー、中綴じとはいえ紙の品質も高いんだけど、これ520円で売って利益出るのか?と企業人としてはいらん世話焼きたくなるレベル。(印刷費用を削って全部デジタル化してうちの会社はかなり経費削減している)多分大手出版社だから安価でクオリティの高い印刷物作るシステムが上手くできてるんだろうなーって思うけど、基本カラーは高くつく。プリンタのインクジェットって、4色セットで5000円以上してしかもすぐなくなるもんなー。紙もいいやつほど高いし。
と、つい余計なことを考えつつ、この付録、「頑張らないお弁当」とあるが、弁当作るって時点でその人すごく頑張ってね? 飯焚くだけでもめんどくさいのにそれにおかずつくってレイアウト考えて器に詰める、とか多分俺がやったら一時間以上かかる。焼き鳥弁当とか美味そう、一品だから簡単♪とか言ってるけど、これ読んで俺は猛烈に不安になった。
これ簡単とか言っちゃうと料理苦手な人が「こんな簡単なこともできないなんて私はだめなんだろうか」って追い詰められそうな気がするんだけど。
簡単な弁当っていったら…「まず日の丸弁当から作ってみようZE☆」、「ええーっお米なんてといだことなーい」、「大丈夫、簡単だYO☆」とかいうのが俺の考える簡単なんだが。って日の丸弁当なんか載せたらレタスクラブ読者からクレームくるんかな…あ、そうか読者料理上手い人が多いのか。
と、うっかり付録が気になりすぎてツッコミ倒してしまった、ちづたんが載っているのは付録じゃなくて本誌だな、どれどれ、「あの人の1週間お弁当生活」か。
ちづたんの似顔絵イラスト、アイコンと似てるな、息子さんのやりとりの漫画絵もあってかわええ。
…なるほど、この弁当の写真を見るとあの付録は「かんたんなお弁当」のレベルだな。
6年間でお弁当を作らなかったのは寝坊をした一度だけ…だと( ゚Д゚)旦那さんが協力してくれたらしいが月1くらいらしい。まあ男の家事戦闘能力は女性の10分の1くらいが基本だろうから普通そんなもんっつーか月1でも作れるのすごいけど、えーちづたん平日弁当作りやり通したのか? 風邪とかひいてたり具合悪い時もあったんじゃねーのか? すごくね?
俺のおかんなぞ遠足の時とかイベントくらいしか弁当作ってくれなかったから年に3回くらいだったと思う、「弁当を作るのを忘れた回数」じゃなくて、「弁当を作ってくれた回数」が年に3回位な(笑)
しかもほとんどのおかずは買ってきたやつだった。デパ地下で買ってきてくれたから美味かったけど(笑)「鶏のから揚げとかポテトサラダとか、あんたは面倒な料理ばっか好きだから」って言われたけど、貴様がいつそんな面倒な料理を作ったと突っ込みたくて仕方なかった。家でから揚げやポテトサラダが出てきたのなんて4年に1回くらいだった気がするぞ、オリンピックか。
話ずれた。とにかく思春期の息子とはあまり会話がなかったから弁当だけは作って息子さんとのつながりを切らさないようにって話だったらしい…なるほど、毎日美味い飯作ってくれる親がいて、それを食べていたら自然と感謝や与えてもらえることへの尊敬は積み重なっていく気はする。
でもちづたんはそれに関しては謙遜したコメントで、「お弁当のおかげで、という美談にしたいわけでもない、作ることが偉いわけではないしそれぞれの事情がある、ただ自分にとってやりやすい愛情表現の仕方がお弁当だった」という、やんわりした結論でまとまっていた。ふむ、さすがちづたん。いろいろな人の境遇を理解しながらも自分がやったことをわかりやすく答えている、毎日弁当作る派も作れない人もこれはいい話だなって思える。
要はこのテーマは弁当だけど、自分の中で大事にしている価値観で、やりやすい方法で愛情を表現すれば、その家庭はきちんとした関係を築けるんじゃないかって話なのかなと。まあたしかに、俺のおかんも決して模範的な母親ではないが、俺が一人でどこででも生きていけるような教育は受けさせてくれる人だったと今となっては思う。
しかしこれはいい記事だった、もう一冊買っておかんに送ってやりたくなった、ちづたんのページに付箋貼って。しかしこれが俺の友達だって言っても絶対信じねーだろうな、環境も職業も年代も性別も違うし息子さんの友達にしては俺が年上すぎるし…改めて考えると、こういう全然違う境遇の人と仲良くなれるnoteってすげーな。
そうそう、ちづたんが出演しているものはもう一つある。友達のウィリアム・シェイクスピアが作ったゲーム、「勇者になったnoterたち」。
22人のnoterたちが登場するんだが、ウィリアムと絡みがあった人や前俺が描いたプレイレポに興味を示してコメントをくれた方々、WACKの面々からさまざまな人たちがゲームに登場している。
ちづたんはゲームはやりにくい環境みたいだから、登場していた面白かったシーンを俺がスクショで撮って紹介しておこう。
ちづたんとは酒場で出会える。グラフィックは、以前「冷蔵庫企画」でかこ姫が記念写真ということで描いてくれたちづたんの写真をウィリアムが加工してゲームに導入している。
仲間に入れたときの初期装備というのが…。
キッチンナイフと魔法のエプロン吹いたw この物理攻撃二回、ちづたん結構最初から強えんだよなw
レベル2になると覚える技、「トリプルフィレット」、これも強い(笑)キッチンナイフで目の前の食中花をあっという間に手際よく料理してくれたw
レベル3になると覚える技、苺と緑豆のマリトッツォ吹いたw 緑豆ってピスタチオだよな、あーあのお菓子か! あれ作った時レベル3だったんだな、ちづたん!
なんだかんだで皆のnoteのことよく読んでくれてるんだよなーウィリアム。
とりま6年間のお弁当づくりお疲れ、ちづたん。noteでファンも友達も多い中、俺のことも気にかけてくれて遊びに来てくれるちづたん。記事が面白いことに加えてこういうフレンドリーなところも好かれてるんだろうな。本当にありがとう。オンでもオフでも色々これからも多忙だろうが、気分転換に時々俺とnoteで遊んでくれると嬉しいノシ