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【コロナのリアル2】コロナ病棟看護師がコロナ患者になり感じたすべて

コロナで不安な思いをされている方、コロナの検査待ちの方、私と同じ医療職者の方、あまりコロナのことを心配していない方、たくさんの方に届いてほしいです。私がコロナ病棟看護師として働きコロナを発症して感じたこと思ったことを時系列で綴ります。

PCR検査でコロナ陽性になった日

●12月23日
3:30頃 夜中に関節痛と倦怠感があり起きて熱を測ると38.2℃。コロナに罹ったんだ…と思い、受診方法やホテル療養の持ちもの、ホテル療養の暮らし方等を検索。そんなことをしていたら、全然寝つけず、そのまま朝を迎える。
8:00 検温すると38℃の熱。座っているだけでも頻脈になっている自覚があり、ちょっとベッドへ座っただけでも疲れて倒れこんでしまう。本来なら日勤であったため、病棟へ状況を報告。感染対策室長などに対応を確認してもらう。
8:30 ホテルのバイキングの時間ではあったけど、なんとなく行ってはいけない気がして、ご飯は食べずに待機。とりあえずカロナール(500)を飲んでおく。そんなことをしていたら、病棟から連絡があり「10時にPCR検査をするから来るように…」とのこと。今の状況だと、車で行くのは事故などの危険が高いな…と思い、歩いていくかもしれないと病院に伝えた。
9:30 検温してみると37.6℃。カロナールを服用したことで少しではあるが体調も熱も落ち着く。歩いていくのも体力的に心配だったため、車で気をつけて病院へ行くことに。
10:00 PCR検査を施行。朝ご飯も食べず水分も全く飲んでいない状態で、発熱も加わりなかなか唾液が出ずに苦戦…。検査後、自宅へ帰宅して、家にあった焼うどんを作り、寒さに備えて水道管の水抜きをする。
12:30 ホテルへ戻り、看護部長から連絡がありコロナ陽性であったとの報告を受ける…。
13:00 熱37.0℃。保健所から連絡あり、30分程度個人情報の確認と事情聴取。この30分が結構しんどかった…。早く終わってくれ…(>_<)っていう感じだった。保健所の人に夕食を買い出しにいってもいいか確認するとダメと…。なんとかカップラーメンは持ち合わせていたけど、内心「具合悪い人にカップラーメンを食べさせる気ですか…?保健所さん…」っていう感じだった。
15:30 寒気あり、これから熱が上がってくるかも…と思い布団にくるまる。
16:00 体温38℃、暑くなってきた…病院のいろいろな方から連絡がきた。
17:00 38.2℃ カロナール(500)、メジコン内服。「家から薬持ってきて良かった…薬なかったら死んでいたかもしれない…」
17:45 38.3℃ 熱下がらん…。やっぱり3年前のカロナールは限界だったか…。早く楽になりたい…。病院が夕食を用意してくれることになった。助かる…はぁ…ありがたや…こういう時、ホテル暮らしで助かった…。そして保健所から連絡…まさかの入院…ホテル療養じゃないの!?本音を言うとホテル療養が良かった・・・。
18:45 体温37.6℃。なんだかお腹がすきました…ご飯まだかな・・・
19:30 体温37.6℃ ほか弁の幕の内弁当だー(^.^)/ペットボトルのお茶2本付き♡ありがとうございます♪
21:00 37.2℃ 自分の車のことで保健所とホテルと板挟みになりもめる…。保健所さん…怖いんですけど…。
22:15 37.3℃。熱が下がるとやっぱり身体が楽。荷造りも終わりもう寝ましょ。今日は寝られるかな…。


病床より


次に続く

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