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正しい知識を身につけて!

第二回

前回は、入院してとても不安になったこと。不安と焦りから仕事をしたけど・・・まともにできなかったことを書きました。
前回記事はこちら

そこで・・💡

考え方を変えました

これからの生活を続けるには、正しい知識で正確な理解をしなければ何も始まらない。と思いました。

病気の結果、脳の状態がどうなっているのか?脳に受けたダメージは回復するのか?脳の治療はできるのか?

脳にダメージを受けるとどうなるのかを知ることから始めようと思いました。

そうしないと何も始まらないからです。

脳は生きている人間にとって,重要で中心的な臓器です。体を動かしたり、喋ることも全て脳が命令しているのですから、そこを知らなければ、ただ、医師や看護師の言われた通りに病院で生活して、保険制度による入院期間が満了したら退院する・・・。                    

じゃあその後は?退院してからの生活はどうしたらいいんだろう・・。            体はまともに動かないし、入院中のリハビリでどの程度良くなるんだろう?         (入院期間での)リハビリの効果はどのくらいなんだろう?         

退院してからの生活はどうなったしまうんだろう?どうすればいい?誰に聞いて、誰を頼りにすればいい?・・とても不安です。分からないことばかりで先のことが想像できませんでした。   

これからの生活を少しでも良くなる想像(計画)ができるようにするにはどうしたらいいのか考えると、ある答えが浮かびました。

知識が必要だ!答えを知ってる人に聞こう!

医師やリハビリスタッフに様々な質問をして、自分の病気のことや後遺症についての正確な知識を教えてもらいました。 

正確な知識を知ることから始まりです

私の場合、                 
1、出血した範囲が「運動」を司る脳組織に影響を与えてしまっていること。
2、出血した範囲の脳細胞は死んでしまっていて再生しないこと。
3、普通(健常者と同様)の運動能力は期待できないし、回復しないこと。

が基本的に仕入れた情報でした。仕入れた情報を整理して理解したのは・・・

「脳細胞は一度死んだらもう元には戻らないんだとしたら・・、運動に関係する細胞が死んでるんだから元には戻らないんだな。」 

「まだ52歳。あと30年はこの体で生きていくのだから、これからのことを考えよう。」 

そう考えてからは、生活・仕事・家族のことを冷静に考えられたと思います。
そう考えられたきっかけは正しい知識でした。 

いま、つらい・悲しい・怖い・不安な気持ちで過ごしている方は、(自分基準の)情報で落ち込んでいませんか? 

後遺症は元に戻らないと知りました。(私の場合は) でも体の半分(半身)は動きますし、骨が折れたり筋が切れたなど痛い部分はありません。
肉体的には悪い部分はなくて、むしろ健康体と呼んでもいいかもしれません。

ただ動きづらいだけ・・です。 

どうですか? 

「動かない」「言葉が出ない」などの後遺症は病気になった結果です。            しかし、なってしまったことは仕方ありませんし、そうなってしまったいま、悔しがったり、怒ったり、悲しんだりしても元には戻りません。
もう過去のことです。

泣いたり、悔やんだり、怒ったり、周りに当たり散らしたりしている方もいるかもしれません。
そんなことをして治るのであればそうすれば良いのです。

でも、そんなことがあるわけがありません。 

それより、これからのことを考えませんか?
    

今日のまとめ
これからのことを冷静に考えよう
=そのためには正しい知識が必要です。
>自分の体のこと、脳の状態について
>家庭のこと、家族のこと
これからの生活のことを考えよう
つづく・・。

次回は3月14日です。
できない・・ことはない。できることは増えてきます。

Twitterを開設する予定です。そちらには、このブログ記事と連動したスピンオフ

カバへいの病院生活 と題して、note記事には書いていないエピソードを書きますから,是非そちらもよろしくお願いします。

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