Brave社が検索エンジンを公開

どうも、515hikaru です。

あっという間に 6 月が終わろうとしています。毎年 6 月はなぜか印象に残らないという話を何度かしていますが、今年も同じようにあまり印象に残らない日々でした。ゲームにはまっていたせいかもしれませんが。

今週はいくつか目にとまったテックニュースがあったのでそちらを紹介。でもまずはいつも通り弊ブログの更新情報から。

今週のブログ更新


今週は 2 本。龍が如く 7 についてはこのニュースレターでも何度か話題にしたので繰り返しませんが、面白かったです。

後者の記事は最近は精神的に落ち着いた日々を過ごしていますという話です。忙しいですが不健康ではないという感じ。

社会情勢的にもワクチンがどうこうとか、オリンピックがどうこうとか、とにかく色々なことが忙しない毎日ですが、そんなことは気にせずマイペースに過ごしていければなと思っているところです。

Brave 社が検索エンジンを発表


Brave ブラウザで知られている Brave 社が検索エンジンを発表。その名も Brave Search。現在はベータ版として提供されている。今年の後半には Brave ブラウザのデフォルトの検索エンジンにする方針とのこと。Brave 社らしく、プライバシー情報を謳う検索エンジンのようです。

DuckDuckGo はプライバシー保護を謳う検索エンジンだけれども、検索インデックスは Microsoft の Bing のインデックスとオリジナルのクローラーを組み合わせて使っているらしい。一方 Brave 社のほうはインデックスも独自としているのが大きな違いとのことです(ただ少なくとも現時点では、検索結果が十分に関連度が高いことが保証できない場合には他社の情報ソースを使うこともあるのだとか)。

また、(現在の実装状況はわからないですが)Brave Search は広告が出るとのこと。広告を消すことができる有料プランを用意する予定もあるとか。

さて、実は僕は Brave ブラウザはインストールはしているけどそんなに使っていません。Firefox と Safari を使っていることが多いです。検索も Google でしていることが多いですね。何かと DuckDuckGo では満足が行かないことが多くて。

何かと事情があって(特に WebRTC が絡むときとかに) Chromium であってほしいときに Brave を使ったりするくらいです。もしくは Edge を使いますね。

ただ、検索エンジンのデフォルトが切り替わった場合は、一時的には使いたい感じがしますが、それも検索結果の質次第かなと。やっぱり Google の検索結果と比べちゃうと、他の検索エンジンの結果は正直普段使いできないなってレベルなんですよね。Google の検索結果も十分ひどいときがありますが、それでも他よりはずっとマシだなと感じます。

いずれにせよ Google という巨人の対抗馬として注目ですね。技術に関する検索をするときに使ってみようかなと思っています。

Instagram がブラウザから投稿する機能をテスト中


え、いま?というのが正直な感想。

最近アプリをアンインストールして、そもそも自分のフィードさえ見てないのであまりとやかく言う筋合いもないのですが、この機能テストの意思決定は正直意外でした。

Instagram はどちらかというと大衆化された SNS で、プロやセミプロよりも一般の方が投稿して楽しむ場所だというイメージがありました。それが過去のものだというくらいは認識していましたが、とはいえ PC からの投稿は優先度が低い程度には大衆化されている状況が続いていると考えていました。

ですがこの機能追加の様相を見ると、今はもうそうでもないのでしょうか。プロ向けのニーズを汲みたくなったのか、何かしらの方針転換の意思決定があったのか、それとも単に開発優先度的にやっとお鉢が回ってきたのか。

何にせよ永遠にブラウザからは投稿できないんだろうと思っていたので驚いています。何年も生きていると意外な意思決定に遭遇することもあるものですね。

天皇に対する暗黙の崇拝にまつわる話


見出しが上手く決まらなかったけれど、センシティブな話題を少し。

僕も 5 年位前までは天皇制を内面化していたというか、日本には宮家が存在していて日本国民がなんらかの崇拝をしているのが当たり前だと思っていました(よい言葉とは思いませんが他に言葉が見つからない)。誰も明示的には言わないけれど、宮家に対する崇拝は一種の信仰です。

で、別にそれ自体は特に悪いことだとは思いません。アメリカの大統領就任式で大統領が聖書を手に持つのと大差はありません。いやそう断言すると誰かしらからは怒られそうですけど、そうはいってもその国が歩んできた道のりに即して儀式というのは行われるものだと思うので、それがたまたまアメリカの場合はキリスト教で日本の場合は天皇制なだけだと思うのです。

もちろん政治への人事権は宮家にはありませんが、未だに形式上は天皇陛下が内閣総理大臣を任命します。キリスト教徒ではないアメリカ人がいるのと同様、宮家への信仰を毛嫌いする人も日本にはいるでしょう。それでも儀式というのは今まで行われてきたように行われるものです。

それを変えたいと思う人はいるかもしれませんし、将来的には本当に変わるかもしれません。ですがきっと長い時間がかかることでしょう。


さて、かつての自分が内面化して崇拝していた一方、最近の自分はあまり天皇制に対してポジティブな感情を持っていません。なぜなのかは説明したくないです。

ですが、同時に明確に拒絶や批判をすることを避けたいと感じています。かつての僕のように宮家に対して内面化された崇拝をしている人がたくさんいることでしょう。とてもセンシティブな話題ですし、自分の思想を一方的に押しつけることが事態をよりよくするとは思えません。

しかし、宮家に関して何かしらの話題があるとすぐに責め立てる人をときおり見かけます。正直なところ見るに堪えないです。ワクチンのデマを騒ぎ立てる人や、陰謀論を唱え続ける人と同列の存在に見えます。

少なくとも、言葉は選んで欲しい。

僕が傷ついたというより、誰かの信じる気持ちを尊重することもできないような人の言葉なんて見たくもないし、もうたくさんだと改めて思いました。

今週、そんな感じの嫌なことがあってもうツイッターにログインするのをやめました。しばらくは近づかないでおこうと思います。

終わりに

今週は少し長くなりました。

来週からは 7 月です。もう 7 月か、早いなぁ。ついでに 1 年も折り返しですね。

来月も楽しくやっていきたいなと思っています。

Original https://www.getrevue.co/profile/515hikaru/issues/brave-663419

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