麻雀秘技⑦続『空気悪くする輩を追い出した後』
前回の続き!
さてさて、めんどくさい輩が居なくなり、また新しいメンバーを加えて和やかにゲーム再開だ!
めでたしめでたし!(^^♪
・・・・・・ちがう!
そうではない!
この秘技には状況により、前回以上のイベントが発生する場合がある!
それが、、
エクストラモードだ!☆
内容はこれだ!!!
とりあえず厄介なメンツは排除した。
だがしかし、それよりもさらに狙い打ちできる人物が存在する可能性があるというのだ!!
どういうことかというと・・・
先ほどの勝負中において、
その輩に対してそこそこ放銃していた人物!
この人物が真のターゲット!( ̄ー ̄)ニヤリ
その人物の特徴としては、
1着もたま~にあるが、3着4着も結構見受けられ、なんかイマイチ華の無い打ち方をする。
そしてトータルでいつも微妙に負けている。
さらにこれがとても重要事項だ!!
さっきまでは黙って大人しく打っていたのに、厄介者が居なくなるやいなや急に元気になり「いやーあの人しんどかったですねー。ありえなくないですか?」などと、メンバー入れ替わりの待ち時間などに、激しく陰口をたたいて同意を求めてくる人物。( ゚д゚)
実はこの人物が、
「真のカモ」
なのである。
脂乗りまくりである!
弊社ではこのような人物を
「ムッツリーニ」
という生体名にて登録している。
弊社の研究結果によると「ムッツリーニ」の特性としては、普段の生活でも愚痴や不満が多く、マイナス思考寄り。仕事や恋愛においても自らチャンスを逃すタイプであることが多い。
先ほどの輩を庇うつもりはないが、ツイてると機嫌がいい、ツカないと機嫌悪い、そしてお金が無くてやめる・・・。
ある意味そのほうが素直で人間らしい感じはある。
こと人間関係において敵も多いだろうが、おそらく味方も多いだろう。
だが、「ムッツリーニ」においては、直接本人に文句を言う度胸は無く、私のように技術をもって退場させようとする努力すらもしない。
ところが当の輩がいなくなれば陰口の嵐!! 本人のいないところでの執拗な攻撃!
ただただ「早く抜けてくれないかなー」「店員か誰かなんとかしてくれないかなー」などと考えていた超他力本願人間!
実はそういう人間は打ち方と所作にクセがあり、その度合いでムッツリーニレベルを測ることもできる!
ここで、弊社が実戦で統計を取ったマル秘調査資料「ムッツリーニの生体における行動10カ条」を特別に公開しようじゃないか!
☆ムッツリーニ10カ条☆
※社外秘
①リーチをかけるタイミングのミスが多い。
②特に意味のない状況で、3役or5役のダマテンアガリが多い。
③リーチ代走が多い。
④もしラスコールが頻繁。
⑤「全ツッパだ!」など宣言しつつ、遠いスジやワンチャンスの牌を選択して捨てている。
⑥実は70符以上の計算があいまい。
⑦自分がテンパイすると、人の捨て牌を凝視する。
⑧配牌時に理牌せずカッコつけているが、しばらくすると整理しだす。
⑨盲牌で打っていたが、リーチ後はしっかり目で牌を確認している。
⑩自分は謙遜しつつ相手のことは認めない。
さて結構なボリュームだが、
順番に解説していこうか・・・
①リーチをかけるタイミングのミスが多い。
3面待ちのリーチを意味なく1巡待ったりして次順でツモってしまう。(リーチ一発を取りこぼす。)
3面待ちなんぞ、ほぼ即リーチだ。こういう人間は石橋を叩きすぎて壊すタイプだ。ここぞというチャンスを逃すのだ。そうしてこういう人間に限ってリーチかけてアガってないのに裏ドラがなんだったか確認する。(※マナー違反)
②特に意味のない状況で、3役or5役のダマテンアガリが目立つ。
きわどい局面のときは仕方ないが、開局早々などで、超良形テンパイなのに5200点等の3役とか、5役の満貫ダマテン等でアガったりする。リーチをすれば、満貫 or 跳満以上が確定だというのに。こういう人間もここぞというとこでチャンスを逃すタイプだと診断できる。
③リーチ代走が必要以上に多い。
リーチしてから店員に代わりにやってもらう回数が多すぎる。
まぁリーチ後なので誰がやっても展開は同じになるのだが、代走をやりすぎると場の流れが読めなくなるデメリットがある。どのようにアガれたのか、なぜアガれなかったのか・・・。今まで他人の手牌を読んで、自信を持ってリーチしたのであれば代走なんてもってのほかである。リーチ後に場がどう動いたかは超大事なのである。このような行為は自分が中級者程度であることをわざわざ暴露しているようなものだ。
私はウンコ漏れそうな緊急事態の場合などでしかリーチ代走はしない!
ε=ε=ヽ(。>Д<)ウンコ~!
④もしラスコールが頻繁。
やめるのかやめないのかハッキリしない、まったく意味のない「もしラス」。これは言うまでもなく決断力の無さを露呈している。勝ったらやめよう、大きく勝ったらやめよう、いやいや運が向いてきたから続けよう、いやトータルプラス域になったら止めよう・・・・などと、方向性が全く定まっておらず、ズルズルと緩やかに搾取されていく典型的な負け組体質。
⑤「全ツッパだ!勝負だ!」など発言しつつ、遠いスジや、ワンチャンスorツーチャンス等の牌から捨てる。
これもわかりやすい。ただの口だけ野郎である。大きいことを宣言していながら、最小限の傷で済めばいいような勝負をする。実はこういう打ち方ほど、役満など大物手へ放銃しやすい。麻雀においてちょっと安全そうな牌が超危険牌であることは多々あるし、中途半端な打ち方は自分の手牌や運気もどんどん悪くするということが判っていない。
⑥実は70符以上の計算があいまい。
点数計算が完璧にできないのは弱点となる。例えばあと何点でトップといった僅差の時「アンカン」など符が大きく変わる事象が発生すると、点数計算が分からなくなり正確な勝負が打てない可能性がある。物事の詰めが甘い。こういう詰めの甘さは仕事やプライベートでも出ているはずだ。
⑦自分がテンパイすると、人の捨て牌を凝視しだす。
集中力の無さの露呈である。テンパイ後、ポーカーフェイスができないのは致命的。友達同士でのお遊び麻雀ならよいかもしれないが、強者に対してはテンパイ雰囲気がダダ漏れになっているぞ。
⑧配牌時に理牌せずカッコつけて打っているが、中盤以降で理牌しだす。
序盤で全く理牌しないのなら、次はアガッたとき(手を開けたとき)にしか理牌してはいけない。ゲーム中盤で急にカチャカチャ理牌なんかしだすとイーシャンテン&テンパイ気配がバレバレだし、余計な時間ロスが発生し他家に迷惑がかかることもある。こんな単純なことにも気づかない。
⑨最初は盲牌でスピーディーに打っていたが、リーチした後はしっかり目で牌確認している。
「ちょっとは打てる人間」を周りにアピールしたいのかもしれないが、完璧にできないのなら盲牌だけの摸打なんぞ見せない方がよい。よくあるのが、萬子盲牌が完璧でないとか6筒と7筒を間違えるとかだが、そんなのもはや論外だ。リーチ後に萬子だけ目視して他は盲牌で捨てているといった所作によって、萬子待ちのリーチがバレバレじゃないかw という残念な生き物をたまに見かけるぞ。
そもそも盲牌なんぞやらなくてもよいのだ。牌の顔を押さえつけると牌が苦しんで運気が下がる。
⑩謙遜しつつも相手のことは褒めない。
自分が高い手をアガって褒められたときは「いやいや運が良かっただけです」と謙遜して、あたかも素敵な雀士風を装っているが、他家へ放銃してしまった美しいアガリ役は絶対に相手を褒めない!
そして密かにハラワタ煮えたぎっているようなオコ顔をしていることがある。なんて器が小さいのだ!
・・・というわけだ。
以上の内容だが、4つ以上が該当する人は、「ムッツリーニ」の可能性がある。そして数が多ければ多いほど確定的だ。
「ムッツリーニ」はとにかくシンプルに勝てない。
リーチのめくり合いとか、ここぞという時の勝負にはほぼ負けている。
そして手の内も中途半端な所作などですごくわかりやすい。
アンタ背中が煤けてるぜ・・・
ということなのだが、結局最も言いたいことは文頭でも記したように、『あまり知らない人間に対しての陰口を、あまり知らない人間に発信して共感を得ようとする』という行為がどれだけ愚かであるかということだ。
そのような行為は、手牌を常にオープンにし自分の性格までさらけだして戦っているのと同じことなのだ。
これは何も麻雀に限ったことではない。
以上のことから今後輩退治の際は、このムッツリーニがひそかに滞在しているかどうか要確認だ!!
ムッツリーニ滞在を確認できれば、勝利はさらに上乗せが約束されるだろう。
ちなみにムッツリーニに対しての打ち方や戦略は特にない。
①~⑩の所作を感じ取って普通に打てばまず負けないので大丈夫だ!!
そしてこれを読んで、
「うわっ!俺ムッツリーニかもしれない!」
と思った人!
嘆くことはない!!!
逆を言えば、自分を戒め、この⑩カ条に気を付けていれば、
必然的に強い雀士
ということになるのだ。
簡単なことだ!!!!
※注 ラスを引いても弊社は一切責任を負いません。
知らんけど!!
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \
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