職場で泣いた話
職場で泣いてしまいました
人前で泣くなんて、絶対にしたくないのに
どうしても発言しないといけない場面があり、
自分の思いを必死で伝えました
伝えた後、仕事を続けようとしたら
涙が出てきて
これはやばいとこらえようとすると
今度は鼻水がずるずる出てきて
周りの人にも隠しきれないぐらいに出てきたので、
あー、涙出てきた
思いを伝えようとすると、
気持ちが高ぶって、と言いました
周りの人は一定の理解を示してくれたようでした
さあ、仕事に戻ろう
でも、一度泣いてしまうと、なかなか涙も鼻水も止まってくれません
涙はハンカチでぬぐえばいいだけなので、まだいいのですが、
鼻水は、ズルズル音がするので、周りの人にも気を使います
わたしは席を立ち、トイレに向かいました
鼻をかみ、顔を洗いました
家なら気の済むまで泣くことができますが、職場ではそうもいきません
席に戻り、仕事を再開しました
でも、涙も鼻水もまだまだ止まりません
いい加減、周りの人にもしつこいなと思われているんじゃないかと思いつつも、みんなの顔を見ることはできません
涙をふきふき、鼻をズルズルさせながら
仕事を続けている内に
どこから、こんなに出てくるんだ、と
自分自身に感心してきました
わたしは思いを言動で伝えることが、元々苦手です
伝えようとすると、理解されにくい表現をしてしまって、相手を困惑させたり、
職場で急ぎで伝える必要のある時は、焦ってパニックになりながら、あわあわ言っちゃうなんてしょっちゅうで…
電話にも出来るだけ出たくない方です
そして、後で必ず後悔して、あの時はああ言えばよかった、こういう風に伝えたかったのにと、グジグジ一人反省会をして悩むのです
瞬時に的確に最善の言葉を伝えられたら、どんなにいいだろうと、いつも思います
苦手なことを避けるあまり、伝えたいことも後回しにして、思いにフタをしていたものが
今回発言したことで、涙と鼻水として一気に出てきてしまったのではないでしょうか
たまってたんだな
もう気の済むまで出るがよい
と、半分あきらめて
ティッシュで何度も鼻をかみ
涙を何度もぬぐいながら
仕事を続けました
ポケットティッシュを使いきる頃には
泣き止むことができました
泣いたら負けみたいだし、
周りにも気恥ずかしいし、迷惑だろうし
やっぱり絶対したくないけど
少しスッキリした自分がいました
泣いたことで、心のデトックスができたのかもしれませんね
最後まで読んでくれてありがとうございます