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映画「ボディガード」を観て。


原題:The Bodyguard
邦題:ボディガード

監督:ミック・ジャクソン(1992年)

あらすじ: 脅迫状が次々と送り付けられる人気女性シンガーのレイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン)を、敏腕ボディガードのフランク・ファーマー(ケビン・コスナー)が警護をすることになるが、険悪な関係から次第に愛情が芽生え始める。しかし魔の手は次第に過激さを増していく。(引用)

感想:生きる使命を知ってる人間の強さ。

生きる意味を「人」にするのは何か違うんだと思う。その人が自分の前からいなくなったらもう意味がなくなってしまうから。

生きてる意味がわからない、死にたいって思う時がある。そんなとき、意味を誰か「人」にしないようにしてる。一方通行の想いだったら尚更。

レイチェルは歌、フランクは仕事。それぞれ生きる意味、使命を知ってるからこそ強く、美しい。でも繊細で。この2人が結ばれて欲しかったのはもちろんだが、これでどちらかが仕事をやめるとなると、その途端に魅力がなくなってしまうんじゃないかなあと。弱い面を見せられる相手同士だが、だからこそ一緒にいられないというかなんというか…。あぁ人間関係だけでも難しいのに、男女の関係なんて尚更難しいよ…。

なんだかもう、2人が同じ画面に映ってるだけで泣けてくる…。

ケビン・コスナーのかっこよさは異常だし、ホイットニー・ヒューストンの魅力爆発だし…。

プールサイドでお互い向こう岸にいる対比の画面が素晴らしかったなあ。フランクはサングラスで目見えないけど確実にレイチェルを見てるのわかるし、レイチェルは顔は向いてないけど瞳はフランクを見つめてるんだよなあ。

生きる意味。ってなんだろ。よくわからないけど、この2人のような歌や仕事じゃなくても、いい映画や本などのいい作品に巡り会うために生きてる、のようなささやかな意味でもいいんだよね。いや、自分にとったら映画や本はささやかなモノじゃない。人生に確実に変化をもたらしてくれる産物だから、生きる意味としては十二分だろう。

生きる意味に「人」にするのは違うと思う、けど。「人」にしたときの身に纏う強さは異常なパワーを持っているんだね。

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