11月1日を幕張メッセで過ごして

11月1日、V6のラストライブを見に行った。全名義落選から奇跡的な11月1日の復活当選。

ここでは11月1日で事務所を“出た”彼についての思いを書き記していきたいと思う。


26年間どんな思いでアイドルをやっていたのだろう。人と関わることが苦手な彼がセンターにたたされて、どれだけの重圧をかかえて生きていたのだろう。それでも、辞めずに続けてくれた。ファンがいるからと、6という数字が彼にとって呪いの数字になっていたかもしれない。

とうとう11/1が来てしまったけど。V6が終わりを迎えてしまったけれど。永遠なんて存在しなくて長い間かかっていた魔法があっという間に溶けたけど。少しでもコンサートが、V6が、終わってしまったことに寂しいと思ってほしい。
あったかいみんなの気持ちに返信なんてしないだろうけれど、事務所を出たときにふとしたとき、6人でいればよかったなと、少しでもその決断を後悔してほしい。過去は振り返らない今をまっすぐ見つめている彼のことだからそんなことは思わないと思うけれど。

私は彼のダンスが宇宙一大好きだ。真面目に本気で天才だと思っている。でも、彼が天才と呼ばれるのは持って生まれたセンスだけじゃない、決して人には見せない見せる器用さを持ち合わせない努力の賜物なんだと思う。私はそんな彼が本当に大好きだ。大好きじゃ表せないくらい大好きで、尊敬している。そして私の中で1番カッコいい人だ。性別は違うけれど、彼のようにかっこよくて優しくて自分を持ったそんな人になりたい。

ステージから去る時、彼は大きく手を振って声出して誰よりも先に胸に手を当てて精一杯頭を下げた。
これに全てが詰まってる気がした。

彼はどんなことを思いながら景色を見ていたのだろう。最後のサプライズで目元にこぼれはしない涙を溜めていたときどんなことを思っていたのだろう。自分の言葉がきっかけで大事なものを壊してしまう決断は多分計り知れない苦悩と罪悪感と将来の自分の新しい道への少しの希望があったんだろうか。

私がいま感じている虚無感と寂しさは時間が解決してくれるのだろう。結局、全部時間が解決してくれる。解散発表当時はどこか私の中で人ごとだったけどいざ今日を迎えると辛い。解散しないで欲しい。でも最後の瞬間を生で見られたのだからこんな贅沢してこんなこと言える権利ないけれど、笑
私も笑いながらバイバイしたかったです。だけど、最後の最後彼らが目にキラキラしたものを溜めながら笑顔でいようとしたのがとっても印象的でした。

こんなに思っても結局明日は来るわけで、もうジャニーズネットのなかでV6が、森田剛の名前が消えちゃうのは悲しい。だけど、ちょっとずつ受けいれて普通の日々に戻っていくのだろう。

いい意味でも悪い意味でも私が好きになった彼はちょっと変わってしまった。もう私が好きになった頃の彼はきっと戻ってこない。これは全部私の中の解釈で、彼は不器用だから心の内を細かく丁寧にどう思ってくれるかなんて感動的に話してくれることなんてない。そもそも私の考えすぎで、結局彼はなにも変わってなくて私の価値観が今と昔で変わってしまった可能性もあって、どれもこれも全部私の感覚と想像と思い込みでいま思ったことをつらつら書いてるだけなんですけど(笑)

それにしても、復活当選してから今日までの3週間はほんとーに楽しかった！もう諦めてたチケットが手に入って、コンサートへのワクワクが止まらなくて、ダイエットしたり、お菓子我慢してご飯減らして、コスメとカラコン買ったり、奮発して靴も買って、暇な時はコンサートみあさったり、久々毎日楽しくて、地味に抱いていた夢も全部叶っちゃって幸せオブザ人生って感じでした〜〜（；＿；）
ラスト曲、95grooveの歌詞に合わせて新品の靴を履いていったりもしました。

初めてフォエバコンで彼を見た時、直感的に、この人は本当に優しくてあったかい人だ。タトゥー入ってようがピアス開いてようが歩きタバコしてようが、この人の軸はすごく誠実で真っ直ぐで優しい人だと直感的に感じた。わたしのあの時の直感をこれからも大事にしたい。

6年前のオーラスの次の日のWSでみたリボンシャワーでひたすら上から降ってくる手書きリボンをただひたすら正座しながら愛おしそうに読んでいる姿を見て、この人を応援したいと心の底から思った。だからたったの6年選手だけど応援してこれた気がする
これからもずっと応援してるよ、大好きだよ！なんて言いたいけれど、明日から彼のことをどう思うかなんて本当にわからなくて、多分彼は明日からりえさんの個人事務所に入るのだろう。そしたら多分、ファンクラブなんて絶対できないし、近況を逐一健くんみたいに教えてくれる人なんかじゃないから一気に彼のことが見えなくなるんだと思う。これから私は彼のことをどう思いながら生きていくのなんて到底想像できない。私は多分、アイドルのV6の森田剛が好きだったのかもしれない。

心が狭くてごめんね。11月1日を区切りに、いままでいたところを“出た“彼に対する魔法は解けてしまった。だけど、いままで応援してきた時間と気持ちはこれからの人生において大事にして生きていきたい。私の宝物になりました。

私が最後に見た森田剛は本当に楽しそうでキラキラしてて愛おしくてかっこよくて、それを生で見れただけでも私は十分幸せなんだって痛感しました。

紆余曲折ありすぎた私のオタク活動は今日でおしまいでちょっとせいぜいしてる所もあるけど、これからも私は器用で不器用で繊細で面倒くさがり屋で嘘がつけない優しい彼をこれからもそっとどんな形であろうとも見守っていくだけで充分なんだとおもう。

ごーちゃんと電話したこと(2015ミュージックソン)、チケット全滅して絶望やったけど復活当選で奇跡的に11月1日にV6の完結を生で見届けられたことは全てのファンにマウントとってこれから生きていかせてください。

そしてやっと言います、ごーくん結婚おめでとう🌙りえさんと幸せになってね、だけどこれからもずっと大好きでいさせて！！！私も自分でもっと幸せになるから！！！　

ps

overでリフターで上がってきた健ちゃんに指差しもらったのは一生大切な思い出にします！！！！
.
2年後に久々にnoteを開いて、追記します
あれから、色々なことがありました笑　
なんやかんや、彼の舞台に行っていてFCは入ってないけれどちょうどいい距離感保ちながら見守っています

そしてそして、今は彼よりももっと大好きで大切な人ができました。笑
その人に出会って毎日幸せで仕方ないです
いつか、森田剛宮沢りえ夫妻みたいなステキな夫婦になりたいっていうのが私の夢です。