エピソード4:一日目の続き
無事に空港に着いてうろうろしていると、「久美子さん!」と呼ぶ声が聞こえ、そちらを向くとMakiさんとアメリカ人の白髪混じりの笑顔の女性がいた。彼女は華やかな色合いのワンピースを着て立っていた。ほっとして、近づき、英語で挨拶を交わすと車に乗った。窓から見える景色は街中から雪をかぶった山々と青い空が見える郊外へと変わっていった。家に着いた時は、あたりは暗くなっていた。
坂を上がって家に着いた。ドアを開けて、びっくりした。ペルシャ絨毯を敷いたオープンルームが3つ並ぶ大きな家。壁に