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中毒者急増の「ハイツ友の会」! その魅力や東京進出の可能性について考察します

昨年あたりからエンタの神様、NHK新人お笑い大賞など、全国放送のゴールデン番組に度々出演し、既にお笑いファンの間では知るところの存在となってきているハイツ友の会

バラエティーのひな壇芸人まで、あともう1ステップというところまで来ているであろう、期待の若手女性コンビです。この記事では、ハイツ友の会の魅力と、今後の活動(東京進出など)について、いちお笑いファンの目線から語ってきます!

ハイツ友の会とは?(プロフィール)


NSC41期 大阪吉本所属

清水香奈芽(しみずかなめ) 写真左

生年月日:1997年08月02日

身長/体重:162cm /49kg

血液型:O型

出身地:京都府 


西野(にしの) 写真右

生年月日:1992年08月01日

身長/体重:160cm /42kg

血液型:B型

出身地:京都府


ハイツ友の会ってどんなコンビ?


低めの声でボーイッシュな見た目の清水さん(写真左)、高い声で女性らしい雰囲気の西野さん(写真右)の二人からなる女性お笑いコンビ。

二人とも「超」が付くほどの物静かな性格で、いつも申し訳なさそうに小さい声でボソボソ喋っているのが特徴的です。職業柄、人一倍声量の大きい芸人たちの中にあって、その不気味?なほどの静寂さが却ってハイツ友の会の唯一無二の個性となっています。

どんな芸風?


ハイツ友の会(※以下ハイツ)の芸風(ネタ)を一言でいうと、「女子二人の日常共感系あるある漫才」とでも申しましょうか(絶対もっとしっくりくる表現あると思いますが・・)

基本ツッコミというツッコミは無く、お互いの話に相槌、同調、そして毒を交えながら、会話を繰り広げていくスタイルです(西野さんが切り出す話に清水さんが乗っからずにツッコむパターンもあります)

女子のたわいもない雑談を主体とした漫才なのですが、ハイツの漫才は不思議とずっと聞いてられるんですよね。ワードセンスが秀逸で単純に面白いというのもありますし、二人の醸し出す雰囲気、世界観がとても良いですね。

ダウナーな雰囲気の女性二人がボソボソと会話を交わしている様子を見て、最初はニヤリとしているぐらいのお客さんたちが、段々とその世界観にハマっていき、尻上がりにウケが大きくなり、気付いたら会場中を爆笑の渦に巻き込んでしまう・・。ハイツのお笑いには、そんな中毒性がありますね。

似たようなスタイルの女性コンビにはアマチュアからM-1決勝に進出した、あの「変ホ長調」がいます。

変ホ長調の場合は、ワイドショーや芸能人ネタを一般的な女性の視点から斬っていくネタが多いイメージですが

ハイツは、日常生活に潜む違和感をネタにした漫才が多いですね

両者の違いで決定的なのは見た目のスタイリッシュさでしょうか 笑  ハイツは「可愛い女性コンビ」としても注目されていますね。

ハイツは、お笑いファンの女性は勿論、男性ファンも非常に多いです。基本的にお笑いライブを見に来るお客さんは女性ファンのほうが圧倒的に多いのですが、ハイツの単独ライブに関しては男女比7:3で男性ファンのほうが多いぐらいです。この事からもハイツが今、男性のお笑いファンから熱い関心を寄せられている事が窺えます。


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《※クールで整ったビジュアルが人気の清水さん、エルフ荒川さん曰く「清水ちゃんはTWICEのミナ(名井南)に似てる~」とのこと。納得》


ほかにハイツの特筆すべき点として、

清水さんのミステリアスすぎる雰囲気


が挙げられますね。相方の西野さんもミステリアスですが、清水さんは輪をかけて謎が多いように感じます。

声、喋りの間、表情、全てに清水さんにしか出せない独特の雰囲気があり、そしてそれがあの面白さに繋がっているのだと思います。

あまりこういう言葉を安易に使いたくないのですが、この清水さんを一言で表すならば

天才


であると思いますね。清水さんのあの独特の「間」一つ取ってもそうですが、絶対、他の人にはおいそれと真似できません。仮に他の人が清水さんの間やイントネーションを真似たところで、決して面白くはならないと思います。ドリフの志村けんさんなどにも思うことですが、清水さんを見ていると、天賦の才とはこういう事なんだろうな、とつくづく思います。


そして、その天才・清水さんに負けず劣らずのお笑いセンスと高い知性を持つ西野さん。

この二人がNSCで同期として出会い、コンビを結成して、今ハイツ友の会としてお笑い界で活躍しています。素晴らしい巡り合わせですよね。

そんなハイツですが、気になる事といえば「東京進出はいつ頃か?」という事です


結論から言うと


今の段階では、東京進出は無いと思われます


それは何故かと言いますと、以前に清水さんが先輩芸人のラジオ番組に出た際、「出たい番組は?」との質問に対して「YTV」と明確に答えていたからです。

YTVとは゛ytv漫才新人賞゛の事で、大阪を拠点に活動する10年目までの若手芸人が出られる賞レースです。

あの清水さんが口に出して言うぐらいなので、関西若手芸人にとっての登竜門であるYTVに対してはやはり並々ならぬ思いがあるんでしょうね。

つまり、今4年目のハイツはあと6年間は大阪を離れず活動していくのではないでしょうか。ただし先に他の大きな賞レースを取った場合は予定より早く東京に行くかもしれませんし、未来の事は結局どうなるかは分かりません。

個人的には、ハイツはできるだけ早く東京に行ってほしいな、と思います。そのほうが単純に全国メディアで見れる機会が増えますし(勿論、順調にいった場合ですが)、関西よりも東京のほうが芸風的に合っている気もするので。


さて、

東京に行くか大阪に残るか、いずれにしてもハイツが今後売れていくには必ず避けて通れない事があります

それが、「バラエティー番組、ひな壇芸人枠」でのテレビ出演です。


バラエティー番組やひな壇枠でのハイツの立ち回りは?


そもそもハイツのネタ以外のイメージがない?トーク番組に出ても一言も喋れない?バラエティー向きではないのでは?

等々・・ハイツのファンの中には、心配されている方もいるかもしれません。

しかしそんな心配はおそらく杞憂です。ハイツは実は二人とも無茶苦茶バラエティー適応力が高いです。


よしもとのYouTubeチャンネル「あいはらの芸人やるのも楽じゃない」にて、NSC生時代のハイツが出ているのですが

そこでは、MCのメッセンジャーあいはら氏や41期の同期生たちのいじりに対して(過激な下ネタなども含む)、ハイツの二人は怯むことなく非凡な切り返しを見せてくれていています。

自分から前に出たり発言したりする事こそないですが、MCから話を振られたら確実にキッチリと決めてくる(落とす)あたりは、当時から流石だな~と感心させられますし、平場での適応力の高さを感じさせてくれます。

この番組での二人を見ていると、バラエティーのひな壇トークは意外と好きなのかも?少なくとも、嫌いではないのかなという印象を持ちました。(実際の気持ちはどうなのかは、当人のみぞ知る事ですが)

では、実際にバラエティー番組に出た時の想定ですが、ハイツの場合は゛陰キャラ女性芸人゛という誰が見ても分かりやすい個性があるので、バラエティー番組内での立ち位置を確保しやすいかと思いますね。

ポジションがハッキリしているので、MC的にもパスを出しやすいでしょうね。(反対にキャラクターが無い芸人の場合、自分の出し方が難しく、MCからもイジッてもらい難いと某芸人が語っていました)

ハイツのポテンシャルからすれば、あのストロング番組「さんまのお笑い向上委員会」などにも呼ばれるかもしれません。ハイツのキャラは明石家さんまさんには絶対ハマると思うので、今後の出演を期待してしまいますね。


以上ハイツ友の会の魅力や、東京進出も含めた今後について語っていきました。

既に劇場クラスでは大人気のハイツ友の会ですが、今後は活動の裾野を更に広げて、関西や全国のテレビで沢山見られる事を期待しています!

(尤も、あまり有名になりすぎてもファンとして複雑ですが😅)


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