歴史とは人間の記録

高校の歴史の教科書といえば、山川出版社というのが私のイメージ。
その山川出版社の世界史の最初のページで

歴史の研究は、この文明の発展のあとを、おもに文字の記録によりながらたどる学問であるが、人類が記録を残すようになる以前には、数百万年におよぶ長い先史時代が続いた。

とある。
つまり、歴史とは文字の記録であると同時に、人類の記録なのです。

よく私は、自己紹介で日本の歴史が大好きで、京都で歴史の勉強をするために大学を選びました!と話すと、

学生時代、勉強大嫌いだったし歴史も嫌いだったけど、最近興味あるんだよね。

と言われる。
そう言われると困ってしまうのだけど、実は私も学校の勉強としての歴史は好きじゃなかったし、好きだといえるほどテストの点数もよくなかった。

そもそも数字を覚えるのが、大嫌いな私は年号を覚えるのもおぼつかないし、他人の名前と顔を一致させるのも苦手なので覚えられない。カタカナローマ字なんて全く頭に入ってこないから、いつの間にか違う風に覚えてて笑われたりなんて、常の事。

それでも、歴史好きなんですよ?

年号を覚えるのが、歴史じゃないし、他人の名前を覚えることでもない。

人間が、どうやって進化してきたかを知るのが歴史なのだと思うのです。

他人に興味がない人も、人類に今日がないことはないと思うので、歴史に徐々に興味が出てくるのは至極当然なこと。

でも、世の中の歴史を学ぶことに対するハードルは思う異常に高い。

織田信長が何時代の人かわかんない、らしい。かろうじて、戦国時代というのを知っていても、それが平安時代の後なのか前なのかよくわからないという人にとって、世に出回っている解説って興味を削がせるようだ。

一から勉強したい人にとって、時代とはなんぞや?から簡単に短くまとめる必要がある気がする。

ということで、5分で!ざっくり日本史。をもっと深めたいとここ数週間思っているのだけど、重い腰が動いてない。

とグダグダ書くことで、駄目さを客観視して頑張ろうと思う。
うん、やろう。やらなきゃ何も始まらない。

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