見出し画像

行儀。

彼氏が、マヨネーズを片手にブロッコリーを食べた。
行儀が悪くて、『それは辞めて』と言った。
洗い物を減らそうと思って、と彼は言う。

確かに、家事分担でなんとなく食器洗いをお願いしている。
新しいお皿を用意しなかった私も悪い。

でも、それでも、まさかの事態。
価値観の違いってものなのだろうか。

常識って人それぞれだけれど。

結局、ごめんね、とちゃんとお皿に乗せて食べてくれたけれど。
でも、うん、すごくもやもやする。

行儀ってそもそも、共存生活を送るうえで合理的なことだと思う。
礼儀の面から見た立ち振る舞い、っていうのが辞書的解釈だと思うけれど。

だって、そのマヨネーズ誰かが使いたいかもしれないじゃない。
口をつけた部分、手を触れた部分がもしボトルの口についたら、細菌が繁殖するよ?
見た目がかっこ悪いよ。
手間を惜しむのはカッコ悪いよ。

とか色々、言いたいことがあったけれど
うまく言葉にならなかったのでnoteで考えているのだけれど。

そして、何より、まだ私たちは自分たちの子供を育てたいという理想を持っているので、
その子供に同じ真似をしてほしくない、と強く思ってしまった。

行儀を知らないと、人前に出るのが怖くなる。
それは私が体験したこと。

人前に出るのが怖いと、他人と話すのが億劫になる。
他人と話すのが億劫になると、考え方が偏ってしまう。

そんな子供に育ってしまったら、これからの時代を生きていくにはかわいそうだと思う。

行儀は、相手があるから成立する。
私だって、手間を惜しんで行儀悪いこと結構するから他人のこと言えない。

だからこそ、行儀って大事だなってさっき思ったんだ。
その姿、駄目だと思っちゃった。

きっと、彼は直してくれる。
窮屈だなと思うと思うけれど。

でも、直してほしいと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?