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真冬の夜の夢。

ゆめのはなし。

昨晩、珍しく夢を見た。
小さい頃はよく夢を見ていた気がするけれど、
高校を卒業してからは、年数回みたら多いほう。
夢を見ないから、いい夢でも悪い夢でも記憶が残っていると、
朝起きると疲れて、朝からぐったりしてしまう。

今朝も、目覚めからぐったりしてしまった。

目が覚めた瞬間から、記憶がさぁ~と抜けていく。
記憶が抜けて分だけ、体が空洞になって虚無感と疲労感だけが残る。
記憶が抜けて、次に感情が抜けていく感じが、もの悲しくて、
いつも私は、再度布団い戻りたくなる(笑)

布団に戻りたくなるのは、単に怠惰なだけかもしれないけれど。

昨晩の夢は、雨の降る夜になぜか知らないけれど、
わたしは出てはいけない部屋にいて、
さらに、なぜか何者かに追われている。
ホテル、どちらかというとラブホテルみたいな印象のある
とても狭い、ベットしかない部屋にわたしはいて、なぜかそこからは
出られてないと思っているので、たぶん、監禁されていたのだと思う。
監禁しているのは、私の好きな男性芸能人だった気がする。
(誰かもうよく覚えていない)
監禁されていることにも、追われていることにも、
わたしは大きな恐怖の感情を抱いている。
だが、わたしは、監禁されていることにひどく安心もしている。

そんな感じの夢だった。落ちもなにもないうちに
目覚ましが鳴ってしまったのだけれど、ひどく目覚めが悪い夢だった。

寝起きから、この夢の意味をすごく考えている。

夢診断なんて、ちゃんと勉強したわけではないけれど、
これが私の願望ならば、わたしは思考停止をすることを望んでいる気がする。

何かに追われている。でも、悪いやつなのかいいやつなのか、それとも
誰かが私を救いに来るのか。
救いに来るとしても、わたしはそのことを恐怖している。
そして、監禁されている=支配されていることにどこか安心もしている。

幸せな支配をわたしは望んでいるのかもしれない。
何も考えずに、誰かに幸せを与えられることを望んでいる。
もしくは、そうなることを危惧している?

追ってきている何かは、幸せかもしれない。

もうすぐ、『幸せになる勇気』という本が出版されるらしいけれど、
幸せになるって本当に勇気がいることだと思う。

いままで、幸せになるならいいじゃんと思っていたけれど、
怖いと思うし、これまでもずっと逃げてきたように思う。

幸せになるっていうのは、自分が一段上のステージに上ることだと思う。
だから怖い。
一段上のステージに、みんなは上がりたいと思うのだろうけれど、
上に上るということは、簡単には下に下がれないということ。
ステージが上がれば、また、難しいことが起こって
できないことが起こって、イライラして不安になって、
ダメな人間になるんじゃないかと恐怖がある。

いつも、逃げの言葉が出ると、彼には
『じゃあ、このままでいいの?ずっと?』と怒られる。
だから、少しずつ、嫌だ逃げたいと思いながら結婚のほうへいまは歩いているけれど
わたしは、幸せから逃げて、このままでいたいとどこかで願っているんだと思う。

わたしにとって、できないことがあるということは
周りからダメ人間だと思われること、という思い込みから
いつまでたっても抜け出せない。
冷静になれば、そんなことないってわかるのだけれど、どうしても
その思い込みは、心と頭の片隅にいて、わたしを委縮させる。

夢から、ネガティブがにょきにょきわいてくる。
ネガティブだっていい。けど、このネガティブは何も生み出さない。

思考停止して、退屈を持て余す人生は、確かにわたしにとって楽かもしれない
けれど、これはたぶん、わたしは手にしない。
手に入れられるかもしれないけれど、
それからはきっと逃げるのだろう。

じゃあ、わたしは、どんな人生をこれから選択するのだろうか。

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