○○人。

トルコというか、他の国を調べることにちょっとしためんどくささを感じる。トルコにすごく興味があって、でもずっと調べてこなくて、今しかきっとタイミングはないと思っている。

そして、とりあえず、『もういちど読む山川世界史』をひらいた。

中世のイスラーム世界とヨーロッパ世界を繰り返し、何度か読んで見て思った。そういや、私ここで世界史あきらめた。。。

どうにも、単語が頭に入ってこない。まぁ、確かに見慣れない単語はなかなか頭に入ってこない性質の頭レベルなのだけれど。もっとなにか、根本がわからないのかもしれないと、繰り返し読んでみて思った。

もしかして、○○人、というのが理解できないのかも、と。

こんなことを書いてしまうと、差別なのかもしれないけれど。日本が単一民族国家だから、何だと思う。

たとえば、なんとか朝のイギリスの王様はフランスの王室出身のフランス人、なんて言われるとなんで??と頭がなってしまう。

日本には、王様っていう制度は歴史上には存在しないけれど、たとえば幕末の会津藩のお殿様が元をたどれば水戸藩のお殿様の子孫なんてことはあるけれど(幕末の会津藩主・松平容保公は水戸藩六代藩主徳川治保公の子孫にあたるそうです)

その場合、養子縁組という魔法を使うと、その藩のひとになる。とはいえ、容保公は、よそから来たからこそ、と藩の掟を守りすぎたといわれてはいますが。

ちょっと話はそれましたが、日本人は、基本的にどこの出身だろうが、その人を認めれば、○○人になる。容保公も会津人だったと思う。

けれど、世界史的には違う。

とくにオスマン帝国なんて多民族国家。ムスリム、トルコ系移民、アラブ人、エジプト人、ギリシア人、スラブ人、ユダヤ人などから形成されたとされる。

ムスリムってイスラム教徒のこと?民族なの?じゃあ、民族ってなんだろうと思った。

わたしにとって、日本国領土に住んでいて、日本語を話して、日本人の両親から生まれ、同じような宗教感(宗教に寛容)を持ち、同じような身体的特徴もった日本人が日本国籍を持っているのが、日本人だと思っている。

どこか、ひとつ欠けても違和感を感じてしまう。

要は、国籍、地縁、血縁、宗教、身体的特徴(肌の色など)、言語は、私にとって、すべてが民族の構成要素なのです。

なので、イギリスの王様はフランス人、なんて言われると、あんたなに人なのよ!と頭の中で喧嘩を始めてしまう。

オスマン帝国は、特定の宗教が権力者の条件になるし、さらに民族大移動で血縁や地縁もめちゃくちゃ。

民族を整理して、帝国の始まりと構成民族を理解してから歴史を紐解いていかないといけないのが、ようやくわかった。

うう、、、面倒くさい理由がわかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?