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趣味の収益化。

最近、イケハヤさんのnoteを読むようになって、
『マネタイズ』という言葉が気になるようになった。
マネタイズとは、無収益の事業を収益事業に変えることを意味するようです。

無料のブログ、無料のゲーム、無料の動画サイトなどなど、
無料サービスのインターねとコンテンツから収益を上げる。

例えば、ブログにバナー広告を出したり、アフィリエイトをしてみたり、
ゲームならアイテム課金とか、そういうことをさしてマネタイズというらしい。

聞いたことのあるようでないような言葉。
凝り固まった考えだと、そんなことして稼いで、お金もらうのって
詐欺じゃない?って思っちゃうようなお金のもらい方。

いやいや、でも、ちゃんと労力を使っているのだから、
制作者に収益や利益があってもいいはずなのに、
なぜか、いいのかな?と思ってしまう。

それはなぜか。
お金って、凄く我慢して嫌な思いして頑張らないといただいちゃいけない、
という価値観が、常識的に社会に浸透しているのも理由の一つかな?

実は、友人に
大学生のころ、こんなサービスとか事業があったらいいのになぁ、
こんなことして暮らしたら幸せなのに
と思っていた事業が、10年経って結構存在する。

例えば、私は京都で学生時代過ごしていました。
その当時まだ、パチンコ屋だった池田屋跡地に居酒屋ができたらいいなぁ~
むしろ、うちらでやろうか?コンセプト居酒屋にして、
毎晩8時くらいに、討ち入りがあるの!面白くない??

※池田屋とは、幕末(1864年)当時クーデターによて失脚した長州藩などの
尊王攘夷・勤皇の志士たちが京都三条木屋町にある旅館で
襲撃された事件、池田屋事件の舞台になった場所。

と語っていました。
その数年後、大手居酒屋が本当に居酒屋を運営し始めたときは、
自分のビジネスセンスに、喝采を送りました。
まぁ、あの当時の新撰組ブームを思えば、
誰もが考えることなんでしょうが。。。

もう1つは、本が読めるカフェがあればいいなぁ~
だって、図書館って飲み食いしちゃだめじゃない。
コーヒーとかお茶飲んだり、甘いものの食べながら
本読んだら幸せだよね~

田舎にはまだないですが、ライブラリーカフェもだいぶ増えてきましたよね。

上記ふたつは、
まず、初期投資の資金をどう工面するのよ?
特に新撰組居酒屋なんて、京都に土地勘のある人ならわかると思いますが、
京都でも一等地といってもいいですからね。
地下鉄東西線を頻繁に利用していた私からすると、
メインストリートといってもいいくらい。

本が読めるカフェも、本を読むということは長時間滞在するということ、
じゃあ、回転率は見込めない。
いっぱい1000円のコーヒーでも出さなきゃやってられないけど、
本読みたい人がそこにお金出せる?

そういう収益化を全く考えられなかったから
実行に移せなかったけれど、もしそのときいろんな人に
(そういう知識を持った人に)
相談できていたら、私の人生変わっていただろうな、と思う。

あるいは、そういうことを考える職業につきたい、
という考えを持てていたら、ちょっと変わっていたかもな、と。

私の就活生活の最大の失敗は、この職業選択の段階だと思う。
就職の概念は、私の中で、
かっこよくスーツを着こなして、つらくても明るく毎日仕事を頑張る
というものだった。

つまり、私にとって就職とは、こんなサービスが世の中にあったらいいから
自分が作ってやるとか、こんなことが好きだからやりたいでもなく、
辛くても、毎日お給料がもらえることだったのです。

だから、どの職業につきたいかと考えても
全然、わからなかったのです。

その後、数年たって、スーツではなくジーパンで1000万以上
年収がある人たちと実際に逢う機会があって、
目から鱗、自分の努力はなんだったのかと絶望した思い出がある。

昔から、趣味は仕事にするべきじゃない、
という言葉を、かたくなに信じ続けていたけれど、
やっぱり違うと思う。

息抜きは確かに仕事にしちゃいけないと思うけれど、
何時間やっても苦にならない趣味を仕事にしなければいけないと思う。
それが、たとえ、現在収益が見込めないものであっても、
それを如何にしたら収益化できるかを考えることが
今後の社会を生き抜く力だと思う。
だから、趣味を全力で収益化するべきだと思う。

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