ミニマリストが辿った「ガジェット断捨離」の記録:合わなかったデバイス5選
ガジェットやデジタル製品が溢れる現代、便利さに惹かれて一度は手に入れたものの、結局使い続けることなく手放すことになったものも多いです。私自身、高校一年生から数々のガジェットを買い漁り、バイト代のほぼ全てを費やしてきました。(額として8桁に匹敵)ミニマリストとして日々生活をシンプルにするために数々のガジェットを試してきましたが、「合わない」と判断したものがいくつかあります。この記事では、所有したものの結局手放すことになったガジェットとその理由について紹介します。
1. タブレット
所有していた製品: Nexus7、iPad Pro、iPad mini
理由: 中途半端な用途に収まってしまう
タブレットには何度も挑戦しましたが、どうしても「何をするにも中途半端」な印象が抜けませんでした。動画視聴やKindleでの読書に使う程度に留まり、他の作業ではMacBookを優先してしまいます。
特に、次のような理由から「不要」と判断しました:
充電の手間が気になる。タブレットは毎日使わないため、充電を忘れがちです。
MacBookに比べて機能が制限されていると感じることが多い。特に作業面で使いにくく、「これならMacBookを使ったほうが効率が良い」と思う場面が多々ありました。
結論: 動画や読書用の端末にしかならないなら不要。スマートフォンやMacBookで事足りることから手放しました。
2. スマートウォッチ
所有していた製品: モトローラのスマートウォッチ、Apple Watch(初代、Ultra 2)
理由: 通知嫌い&充電嫌いにとって苦痛のデバイス
Apple Watchの通知機能には、実際のところ便利さも感じましたが、通知が頻繁すぎてストレスになりがちです。また、バッテリーが独自の端子で充電する必要があるため、出先でも持ち物が増える点が不便でした。
充電頻度が面倒。バッテリーが1日持たないことが多く、毎日の充電が必須。
メリットを感じられない。チプカシ(カシオのシンプルな腕時計)で十分であり、結局そのシンプルさと気軽さが合っていました。
結論: 通知や充電の頻度が煩わしく、スマートウォッチにメリットを感じなかったため、Apple Watchは手放しました。
3. モバイルバッテリー
所有していた製品: cheero、Ankerなど
理由: 都市部ではもはや不要になった
私がスマホを持ち始めた2012年頃には必須だったモバイルバッテリーですが、今では充電できるスポットが点在しており、出先での充電に困ることがほとんどありません。また、20Wの充電器で最低限の充電ができれば十分で、わざわざ100%にする必要も感じていないため、持ち歩く必要がなくなりました。
結論: 充電できる場所が増え、モバイルバッテリーを持ち歩く必要性がなくなったため、全て手放しました。
4. ロボット掃除機
所有していた製品: ブラーバ(3回購入)
理由: 充電やメンテナンスが手間に感じる
引っ越しのたびに試してきたロボット掃除機ですが、毎回その必要性に疑問を感じてきました。部屋がシンプルであれば、自分で掃除したほうが速く、確実に汚れを取り除けると感じています。特に、充電やモップ交換の手間がかかる点がネックでした。
掃除を自分でやるほうが早い。ワンルーム程度なら、フロアワイパーで簡単に済ませられます。
掃除が確実にできる。ロボット掃除機では「ここが掃除できていない」と感じることが多く、結果的に自分でやるほうが安心でした。
結論: ワンルームの掃除は自分で行うほうが確実で、ロボット掃除機の維持も不要だと判断しました。
5. 電動歯ブラシ
所有していた製品: 市販の電動歯ブラシ
理由: ブラシの交換時期が不明で、替えブラシも高価
電動歯ブラシは便利だと思っていたのですが、ブラシの交換時期が分かりにくく、また替えブラシが意外と高価で負担に感じていました。加えて、普通の歯ブラシのほうが軽く、シンプルに扱えるため、結局戻ってしまいました。
結論: メンテナンスやコスト面を考え、普通の歯ブラシに戻しました。
逆に手放せないデバイスたち
上記のように、使いこなせなかったガジェットも多いですが、以下のデバイスは私の生活にとって必須となっています。
iPhone:情報収集や連絡のために欠かせない存在。ミニマリスト生活においても、スマホ一つでさまざまな役割を果たせるので便利。
MacBook:仕事と動画編集のために使用しています。旅の際には持って行きませんが、普段の生活には欠かせません。今後、仕事の形態が変われば不要になる可能性も。
AirPods Pro:ワイヤレスの使い勝手が良く、iPhoneとの相性も抜群。一時期有線のEarPodsに回帰しましたが、やはりワイヤレスの快適さが魅力です。
ラムダッシュ(髭剃り):USB-Cで充電でき、シンプルで快適に使用できます。いずれ脱毛を考えているため、不要になる可能性もありますが、現時点では手放せないデバイスです。
ドライヤー探しのこだわり
ドライヤーに関してもシンプルで使いやすいものを求めて、何度か買い替えました。
ReDeリデヘアドライヤー(255g):軽さが魅力。パワフルで扱いやすく、コイズミや無印良品のものから乗り換えて、最終的に落ち着いたアイテムです。シリコンバンドでコードをまとめられる点が便利。
KINUJO(363g):ReDeの前に導入し現在は、実家で使用中。ReDeと比べると重量感がありますが、静かで使い心地が良いです。
最終的には「シンプルかつ軽量であること」が選択の決め手となっています。スキンヘッドへの興味もあり、さらに身軽な生活を模索中です。
まとめ:ガジェットも「本当に必要か?」を基準に
いろいろなデバイスを試してみた結果、便利だと思っていたものも意外と不要だったり、逆に煩わしい手間が増えてしまうことが分かりました。私たちが本当に必要なデバイスは、便利なだけでなく、自分のライフスタイルや価値観にしっくりくるものです。もちろん、他の方には不可欠なガジェットがあるかもしれません。充電の手間が少なく、シンプルに生活をサポートしてくれるアイテムこそ、ミニマリストにとって価値があるものだと実感しています。