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健康法の基本「塩を入れて入浴」
【はじめに】
笹谷達朗の新刊「未知への道」の各テーマの中から、内容を切り取って、
ご紹介します。
これから冬の本番。健康には気を付けたいものですね。
丁度、良いテーマがありましたので、今回はテキストの55ページの内容、
健康法の基本「塩を入れて入浴」をご紹介します。
【身体の毒素を出す】
上半身と下半身の境目(汽水域)にある腎臓はイオン交換膜の様な働きをする。
腎臓は一定以上の濃い塩分は通さないようにし、薄い時は塩分を集めて一定の塩分濃度にして尿に出す。
軽い金属=ミネラル(ナトリウム、クロール、カリウム、マグネシウム、カルシウム、リンなど)無害性のものしか通せない。
口から体内に入って、糞・尿で出せない毒物(食品添加物、重金属で多少毒性のあるものや副作用の強いクスリ、農薬、化学物質など)は、汗として出される。髪にも重金属が出て来る。
これを出してやらないと、嫌でも腎臓へ負担がかかる。
今まで皮膚機能を抑圧し、汗が出にくかった人が、塩入浴で汗が良く出るようになる。
【身体の中のアク(悪)を取り除く方法】
家庭でできる一番の健康方法。
髪(頭のてっぺん)をお塩で洗いお塩を全身に塗り、塩湯で温まる。
温泉の泉質で「ナトリウム泉」があり身体の芯から温まる。
※天日海塩を一握り入れて入浴。
さて、55ページの続きの見出しは・・・
■人の上半身は海、下半身は川
■発汗は酸素呼吸機能を最高にする
■塩をたっぷり食べる事は、公害自衛法
この続きはテキスト「 #未知への道 」の55ページで。
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【関連記事-①京都の漢方医の先生から】
京都の漢方医の先生から、塩の発汗のメカニズムと、「塩を入れて入浴する」事を更にパワーアップさせる方法を教わりましたので、シェアします。
塩の発汗のメカニズムについて
塩の発汗メカニズムは2つ
①塩の摂取による押し出し効果で汗が出る
②塩湯で浸透圧が上がり、皮膚から吸い取り効果
(ナメクジに塩で水が吸い出されるのと同じメカニズム)で汗が出る
組織の抹消や経皮毒は、汗で出すのが現場処理なので早くて効率的。
葛根湯で汗を出すには塩が不可欠で、おかゆだけではダメで、必ず塩分を含んだ梅干しが必要。
減塩梅干しなら1個では足りない。
梅干しが好ましいのは、弱った胃の消化を助けるだけでなく、クエン酸で治すためのエネルギー補給ができるから。
塩入浴を更にパワーアップさせる方法
塩の濃度が高いほど浸透圧効果が出ます。
浴槽を0.9%の塩湯にするとたいへんな量の塩が要りますので、
先に洗面器か大きなバケツに塩を入れて足を突っ込む2~6Lの足湯にするなら、大さじ2杯20g~60g程度の塩で濃度を維持できます。
足湯で絞り終わったら、その湯を浴槽に入れて仕上げ入れば良いです。
室内では塩湯にせずに、洗面器やバケツに足を入れて塩もみすれば良いです。
<先生のいらっしゃる薬局>
京都市下京区西七条比輪田町39-4
薬膳薬局
【関連記事-②お風呂でお塩を使った美容編】
【テキスト「未知への道」のテーマのご紹介】
こちらの記事でご紹介しています。
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