ロン僕のポンコツボットを見たよ～

泣いた……
友達がいない人間なので、倍泣いた……

くすっと笑えるのに、起承転結が二周くらいしてて感情が忙しかった。
バーニーとロン最高！クラスの奴ら最悪！も5往復くらいしちゃった。家族と、CEOと、ロンしか信じられない。

近未来を舞台にした映画を見るといつも、コンピューターとは完璧であって、完璧であることが欠陥だよなあと思ったりする。
私はサイエンスが好きで、その理由の一つには「科学が発展すればするほど、どう頑張っても物理化学では説明できないものがあることが明らかになるから」なんですよ。つまり、この世の中の大抵の物事は何かしらの理由があってその理由によって理解ができるんだけど、それをつきつめればつきつめるほど、本当に分からないものがあるってことが知れる。
私の好きな分野に例えると、簡単にフェイク心霊動画が作れるようになった世の中でそれを見抜くこともできる世の中だからこそ、「フェイクとは思えない」心霊動画が出てきたときにめちゃくちゃ面白くなる。そういうことです。
今回のロンだってそう。完璧に書かれたアルゴリズムが、事故とバーニーの努力で思いがけない方向へ進む。最高かて。最高だからこそラストは泣いてしまう。ツボに刺さったな……。

関さんの吹き替えも流石でした。知らずに行ったんだけど、途中で関さんって気づいてからやっぱこの人すげ～わ……となったよ。遙かしたくなってきてしまった……。

フィルマとか見てたけど、クリップしてる人少なくて悲しい。
ある意味では王道通りかもしらんけど、だからこそいいなって。ベタベタの作品を見て、オンオン泣く日があってもいい。