季節の庭 玄鳥去
昨日9月20日に彼岸入りしました。
あと2日で秋分です。
・・・と書いていて、何かこみ上げるものがあります。
「あの世とこの世が最も近く、通じやすくなる」と言われるこの時期に、あなたは何に思いを馳せますか。
私はどの宗教にも属していませんが、自然や季節の移り変わりを心のよりどころにしています。
6年前に亡くなった先代の愛犬のことを、窓の外を眺めながら思い出したりしています。
さて、18日に72候が「玄鳥去」(つばめさる)になりました。
子育てを終えた燕たちは、数千から数万羽の集団を作って子燕を守りながら南に帰っていくのだそうです。
うちのお庭では、何者かにかじられたイチジクが穫れています。
燕の仕業ではないと思いますが。
ゴーヤが尻腐れ病ぽくなるのですが、原因は不明です。
日照はあるので、気温なのか、肥料不足か。
うちの庭は、虫にも鳥にも人気があるので、バラのつぼみから指紋が検出されています。
もう、なんじゃこりゃ、ですよ。
ビブラマリエ!はとても甘い香りがするので、虫に鬼モテです。
今一番楽しみに待っているのが、「夕顔の花」です。
これまで幾度となく夕顔(咲くのは夜)栽培にチャレンジしましたが、ことごとく失敗してきたんですよね。
今年は苗を購入し、鉢植えにして日当たりのよい軒下で大事に大事に育ててきました。
それが功を奏したのか、ようやくつぼみが見えてきました。
今年こそはお願いします。
夜に良い香りを堪能してみたい。
今咲いているお花は、ヘッダー画像に使った「ヘメロカリス」。
デイリリーとも呼ばれ、一日で終わる花ですが、次々とつぼみを上げてくるのでずっと咲いているような気がするお花です。
特徴は
☆ナメクジに人気
☆球根植えっぱなしでどんどん増える。
☆よく名前を聞かれるが、とっさに思い出せないことが多い
そして安定の「トレニア」です。
今、いい感じに垂れてきています。
花がらつみをほとんどしていませんが、お元気です。