FFXIV EORZEA CAFE 秋葉原 06/04
FINAL FANTASY XIV(FF14)とPASELA RESORTSがコラボしたリアル店舗の『エオルゼアカフェ』に、およそ1年ぶりのログイン。
通称『エオカフェ』とよばれるこのID(インスタンスダンジョン)では、制限解除で突入するヒカセン(光の戦士)全員にドロップされる「くじテンダー券」というイベントアイテムがある。3パターンあるアタリのうちどれかをひけばその等級ごとに相応の景品がもらえるのだけど、当日わたしがひいたのは、まさかまさかの1等。なにがあたるか知っていたので、おもわず「うわッ……!」と声がでた。
ヒーラーでなにげなくCF(コンテンツファインダー)をまわしたら初見未予習の紅蓮ラスボス『神龍』があたっちゃったときみたいな「まじかよ」感。実装されてまもない頃の、クリア済の先陣ヒカセンたちが「あれはちょっとやべーわ、なんならついていくけど?」っていってくれるような。
だれも死なせずに、じぶんが床をなめることもなくクリアできるのか? いやっ、むりだろう。万年ヌーブのわたしにはきびしい。超える力があってなんぼだ。落ち着け、この世にワイプは存在しないんだぞ。しかし、今からはじまるのは問答無用の『絶ハニートースト討滅戦』だ……。
ふだん別サーバーにいるであろう猛者たちがすぐそこのテーブルに集っている。うつくしく皿にデコった「切断されしハニトー」をもって「頭割り」による被弾をおねがいすればダメージを分散させられるのでは……? と、おもったのだけど、あまかった。Twitterのリプライでそのアイデアをもらってすぐうごいたんだけど、開幕30秒で全ギミック処理をまわりに「散らす」作業が不可能なコンディションに……なって…た……。
なにがあったかっていうと、
わたしと一緒にいた近接DPS(Lv.70モンク)が、ハニトーの背面とってもぐもぐ、側面けってガシガシ削りまくったおかげで(それはそれでいいんだけど)ビジュアル全体がみるみる崩壊して皿に盛るどころじゃなくなっていったんだよね。部位破壊をしすぎて、うまいこと切り分けられない。
ふだん、低スペックPCでの地雷プレイでさんざん「図太い」といわれているわたしだけど、アレをよそさまに「どうぞ」と配れるだけのタフな精神力はなかった。うおおォォ食ってやるゥゥ!とがんばっているLv.70モンクの火力のだしっぷりに「スキルまわしどうなってます???」って逆にディスりながら、ふたりで攻略することに……。
「うっ……はちみつがしんどい…ッ、後半なればなるほどはちみつが」と、モンクがいう。そりゃハニトーですからはちみつ過多なわけで、しみこんでるところがボス本体みたいなものなので、ひとりしかいないDPSの彼はそこを砕こうと必死。
わたしがのんびりボスの各部位SS(スクショ)を撮っては画像加工をしているあいだ、モーグリをやっつけたりレプリカトレジャー(調度品/敷物)を片付けたりして新たなチャクラをひらこうとしていたみたい……。
さすがに、なんのデバフも付与されない「つまみ食い」程度の位置でのうのうと棒立ちしているだけではまずい(モンクが死ぬ)とおもい、わたしも参戦。まるまる一斤あるトーストの下層、味付けが一切ないまっしろな土台のところはもう「ボス本体じゃない!」とわりきって、甘味ギミックだらけの上層部をやっつけようと決めた。……うぅ、きびしかった……
ってか、
「くじテンダー券」の1等くじって、「別の日にきたとき注文できる権」を選択することもできるから、4人とか8人とかでシャキッてから再申請をするっていう手もあるんだけど、あてちゃったら感情に任せてその日のうちにいただきたいとおもうのが人情だよね、うん。