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人怖 村田らむ著

村田らむは、体当たりの取材をする人です。
そこいらへんの表面的な事を書いてすぐネットニュースに書く人間では無い事を知っています。

*「和田家の男たち」というマスコミ3世代のドラマを見てるが、このドラマはマスコミ世界をぶった切っている。
勿論ネットニュースへの皮肉も多く
やっぱりそうなのかな
と思わせる。

村田らむさんのこの本の最初の人間など、「お願いだから通報してよ!らむさん!」
と言いたくなる。

✳らむさんもふわっとした可愛さがあるから
危なかったですよね。





「人怖」を読むと

悪を遂行する人間は、やはり自分では普通の事だと思っているようだ
という事が分かり
遠い人間からみるとそこが一番ゾッとする。



彼らが最初の入り口に入った瞬間は

自分が異質の変化をした事に戸惑っている場合もあり

何も感じていない場合もあり

楽しんでいる場合もあるようです。




その中の

村八分

という話しなのですが
新刊なので詳しくは書けない。

だが

その村のルールにそむいた


(違う場所にいれば大した事のないルール

新参者はよく知らないルール

意外と村の人間もそのルールに従うのは何故なのかが本当は分からなかったりするが、
頑なに信じ込んでいる)


その事で一致団結してやる

陰々滅々とした嫌がらせ。


なじめないあるいは新参者が特に歯止め無くやられる。

というのが村八分を遂行する村全部に共通しているので

そういう話し

とだけ書きましょう。

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