有症陽性者と濃厚接触者の違いは意外とデカい

 新型コロナウイルス感染症になってしまいました。ここで、「陽性で症状がある場合」と「濃厚接触者の場合」で随分と扱いに差があるな……と思ったので、ざっくりまとめてみました。早く自宅療養解除したい……。


 有症陽性者と濃厚接触者では決定的に違いがあります。有症陽性者は発症日を0日目として10日間の外出自粛が求められるのに対し、濃厚接触者は接触日を0日目として7日間のみです。(2022年4月3日現在)
 例えば、次のような例を見てみましょう。

 ライブ前週の金曜日の飲み会で濃厚接触者になった場合、次の金曜までは外出自粛です。しかし陰性であれば、次週末のライブには問題なく行けるようになります。しかし陽性になってしまうと、よく翌週の火曜日まで外には出られません。楽しみにしていたライブには行けなくなってしまいます。その週明けの月曜日に超大事な対面の会議があった場合、それにも行けません。外出自粛の解除はその翌日の火曜日からです。この3日間の差、意外と生死を分けると思いませんか?
 
しかもこのケースで陽性者の外出自粛解除が火曜日になる条件は、感染と同日に発症した場合。通常の場合、発症は数日後になりますから火曜日は会社にまず行けないでしょう


 濃厚接触者と陽性者にはもう一つ違いがあります。役所への手続きができるか否かです(※自治体によります)。
 私の住んでいる県では、陽性者に数日分の食料を配送してくれます。普通の濃厚接触者ではこうも行きません。とある別の自治体では「経済的に困窮している人にだけ配食サービスをしています」とのこと。
 配食サービスを使用する場合、事前に自治体のホームページで確認しましょう



以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?