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◆月が地球の公転軌道を外れて太陽系外へ遠ざかると地球の自転速度はどうなるのか

 月の磁力で地球の海の潮の満ち引きが起きていると言われているけれども、月がなくなったらどうなるんだろうね。

 おそらく地球の自転速度は減速し一日の時間は長くなり、地軸の傾きは変動する。となれば、太陽の公転周期にも影響するかもしれない。四季はなくなり、環境は大変動する。

 いろいろと未来予測は研究されているけれども、少なくとも今を生きている人たちにはさほど影響しない。

 年に3cm、地球から遠ざかる月に有人着陸しようという宇宙開発の意図は何なのか。一説にはNASAも把握していない米軍基地が月面上に存在するなどという話もあるけれども、その意図もよくわからない。

 月の宇宙ステーション化ならわからなくはないけれども、どんなに設備を揃えようと人が暮らせるような環境ではない。

 火星探査もだいぶ進んできているけれども、人が住めるかどうかはかなり怪しい。火星の地表を吹き荒れる砂は人体には有害とされているため、そのような環境で植物が育つとも考えにくい。うっすらと大気が存在するらしいこともわかっているけれども、水分を確保するには遠く及ばない微量なもので、年々その大気も太陽風によって削られているという。

 ケプラーのようなスーパーアースを目指すほうが生き残る可能性は高いかもしれないけれども、住み慣れた地球でさえ自然災害には太刀打ちできないというのに、地球の何倍もの質量もある巨大惑星であればあるほど、自然災害の規模も当然想像を絶するものであることはおよそわかる。

 人類は、月でさえ有人着陸に苦戦しているような状態で、火星への有人着陸は現状不可能とされている。というのも、地球のような大気がない分、着陸速度を緩和するだけの抵抗がないまま数百キロという猛スピードで大地に叩きつけられる。パラシュートなどという発想はまったく通用しない次元の話。

 ロケット開発をしているスペースXの逆噴射着陸も、おそらく火星ではまったく通用せず木端微塵になることだろうと思う。となれば、滑空しながら徐々に大地に近づき、飛行機のように着陸するしかない、というのが現状のNASAの見解らしいけれども、空港の滑走路のような綺麗な地表が火星にあるとは考えにくい。

 あと200年くらい経過しないとその辺の技術は生まれないとされている。宇宙文明レベル1に達した頃には、人間もサイボーグ化していることだろう。

 少なくとも海洋のない惑星に行こうとするのは無謀なのだろう。もっと宇宙のことが知りたいね。ブラックホールの解明はだいぶ進んだようだが。

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