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かけるんとの1000日を振り返って

おかげさまで、5月4日に黒羽翔さんと付き合って1000日記念日を迎えました。このエントリはただ1000日間を振り返るだけのエントリ。

二人について

初めて僕たちのことを知ったと言う人のために、軽く説明をしておこうと思います。

僕と黒羽翔さんは同性愛者でどちらも男性です。いわゆる同性カップルで、付き合ってることも公にしています。厳密には、黒羽翔さんは公にする場を選んでいるそうなので、所構わずその話をするのはやめて欲しいなーと思います。僕はフルオープンなのでいつでもどうぞ。

僕については自己紹介エントリを書いてるのでこれを読んでもらうのが早いと思いますが、「食えてないシンガー」です(どんな自己紹介や)

そして、黒羽翔さんは日本プロ麻雀連盟関西本部所属のプロ雀士です。昔は僕と同じく音楽活動もしていましたが、今はそっちの道を本格的に目指すつもりはないそうです。ネイリストも目指すって言ってたけど、そっちはどうなったんだろう?

出会ってから付き合うまで

元々お互いTwitterでフォローしあってましたが、2017年6月11日に「アニ☆ボイド MAX !!!!」というライブで共演してから交流が始まりました。

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実はこの少し前に1年ほど付き合った彼氏と別れて、めちゃめちゃメンタルが不安定でした。毎日辛すぎて少しでも忘れたくて、「アニ☆ボイド MAX !!!!」に出演歴のあるかけるんに連絡をした、と言うのが出演と交流のきっかけでした。

その前からTwitterで話していたものの実際に顔を合わせるのは初めてでしたが、やけに沢山のことを仲良く話したし、ずっと一緒にいたことも覚えています。あと、かけるんがめちゃめちゃ体調悪くて、果物ゼリーを食べてたのもすっごく覚えてる。

ちなみにその時のセトリはこんな感じ。実はライブの最後で「金曜日のおはよう」を歌うようになったのもこのライブからでした。

1. 東京テディベア / Neru
2. Dead Stock Alien / KEI
3. rain stops, good-bye / にお
4. ピエロ / KEI
5. 金曜日のおはよう / HoneyWorks

ちなみにしゆうソニックに幾度となく呼ぶも、ことごとく参加できていないジェネ狂音さんと知り合ったのもこのライブです。この情報はどうでもよかった。

そのあと何度か遊んだりして、2017年8月9日から付き合っています。

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プリクラはちょうど付き合う直前なので「BEST FRIENDS」って書いてありますね。

以上、惚気でした。

2年後に同棲を始めた

ちょうどかけるんと付き合い始めた頃に一人暮らしを始めたこともあって、2年経った頃に住んでいる部屋の更新時期を迎えました。特に最低契約期間とかもなかったのでいつ出ても良い契約をしていましたが、そろそろ一緒に住もうかなんて話をしてなんとなく内見に行った部屋がすごくよかったこともあって、2019年5月28日から同棲を始めました。

付き合ってからも、僕が前の彼氏が忘れられなかったりと何度かダメかもと思ったことはありましたが、同棲してからの一、二ヶ月はあまりにも上手くいかず、(かけるんはどうだったのかわかりませんが)僕は別れようと思っていた時期もありました。ずっと使い続けている日記アプリに当時書いた日記を見ると、とてもここでは書けないほど色々書いてありました。今思えば、あの時別れなくて本当によかったなと心から思います。

そんな危ない時期も乗り越え、もうすぐ同棲してからも1年を迎えようとしています。今では帰ってもかけるんがいないと寂しく感じるぐらいにまでは、一緒にいることが当たり前になりました。

何より大切なのは「自分とは違う人間である」ということ

上でも触れた通り、何度かは「もうやっていけない、別れよう」と思ったことがありました。特に同棲してからの数ヶ月は本気で考えていました。今思い返せば、すべて自分と相手との価値観や生活スタイルの違いがきっかけだったなと感じます。

どちらかといえば、僕とかけるんは好きなものや価値観など似ている部分も多く、話も合うことの方が多いです。とはいえ、やっぱり違うところもあったりして、どうしてもそれが受け入れられない時期がありました。今ではネタにしている「目覚ましがなっていても全然起きない」とかも、当時はものすごく嫌でした。一つ一つはものすごく小さいことでしたが、それらが積み重なって「もう無理だ」と感じていた気がします。

そんな別れを切り出す寸前になった僕が、ふとこんなことを思うようになりました。

かけるんは僕とは違う人間で、違う人生を歩んできた。だから自分とは違う部分があって当たり前だし、だからこそ僕はかけるんのことが好きになった。

今思うと、これを意識するようになってから、それまで気になっていた嫌なことが全く気にならなくなったと思います。

違う人生を歩んできた二人が一緒にいる以上、多かれ少なかれ違う部分は絶対にあります。でも「自分と同じ」という目で見てしまうと、どうしても違うことが気になって仕方がなくなります。違うことを気にするようになると、自分の常識とは違うので、嫌になってしまうんだと思います。

だからこそ、恋愛だけじゃなくて人との付き合いの中で「相手は違う人間で、違う価値観を持っていて、違う経験をしてきている」という前提で見るというのは、ものすごく大切なことなんだろうなと改めて今思っています。

最後に

僕たち同性カップルには「結婚」や「子供」というものが存在しません。パートナーシップ制度など「代わり」の方法はいくらでもありますが、どうしても普通の異性カップルよりも脆い存在であることは確かです。だからこそ、1000日をずっと一緒に過ごせたことは大切にするべきものであり、だからこそ、これからもずっと一緒にいられると信じています。これからも沢山の出来事があると思いますが、二人で乗り越えていきたいと思います。

僕たちを見守ってくださっている皆様には本当に頭が上がりません。僕が元彼のことを忘れられなくて上手くいかなかった時期、同棲始めて違いに戸惑って耐えられなくなりそうだった時期、いつも支えてくれていた人がいました。皆様にお力添えいただけなければ、こうやって1000日を穏やかに迎えることはできなかったかもしれません。いつもありがとうございます。そしてこれからも是非お力添えをいただければと思います。

そして、1000日以上一緒にいてくれたかけるんへ。いつも少し照れ臭くてごまかしちゃうけど、本当に大好きです。これからもいっぱい迷惑かけちゃうけど、ずっと一緒にいようね。そしてお互いの目標を達成して、二人で一緒に幸せな楽園を手に入れよう。

っていうか・・・

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