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1月コラムニスト「森澤恭子さん」インタビューLIVE


2021年からコラムが変わります

こんにちは!4thplaceコラム編集部、編集長の池尻浩子(通称:ろこさん)です。2021年がスタートし、皆さまいかがお過ごしでしょうか?私が住む東京都は、コロナ感染が拡大しており行動の規制もありますが、今年は2極化の時代と言われているようで、自分が何を大切にし何を優先したいか、そして自分にとっての幸せは何か?がよりシンプルになれたらいいなと思っております。


さて、2020年は毎月3名の方にコラムを3か月間執筆いただいていましたが2021年は「今月の○○さん」ではないですが……。お一人に、月3本ずつ執筆いただく予定です。


2021年第1弾!1月のコラムニストは東京都議会議員の「森澤恭子さん」にお願いいたしました!1月15日(金)22日(金)29日(金)にお届けしますのでお楽しみに!



コラム直前インタビューライブ

そして、コラムを15日からお届けする前に4thplace内にて、恭子さんの生の声をお届けしたく、インタビューライブを開催いたしました。今日はその内容をコラムにてお届けいたします。

▼生LIVEを直接聞きたい方はこちらから facebook非公開グループ
https://www.facebook.com/groups/176939306953134/




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政治をもっと身近に

ろこ:1月からコラム執筆をお願いしていますが、今回コラムを書いてみようと思われた理由や、こんな内容でお届けしたいなというものはありますか?


恭子さん:普段忙しく生活をしていると、なかなか政治のことまで頭がまわらないですよね。どこがとっかかりか分からない。


私自身、会社員の時に「地元の議員さんの動向を追っていたか、そもそも名前を知っていたか」と言われると胸を張って言えないです。ただこのコロナをきっかけに皆さん「この政策っていいの?この意思決定でいいの?」と疑問に思うことも、人によってはでてきていると思います。何かしらの形で意見を言ったり関わることが大切と、うすうす気付いている人もいらっしゃいますよね。


選挙の時だけだと、雰囲気で決めてしまったりすることもあるかもしれない。でも今の政治は、私たちが選んだ人たちが決めているし、ちゃんと決めていかないとこんなことになる、ということを身近に感じ始めている方もいらっしゃいます。



私も民間企業から政治の世界に入り、やはりそこは独特の世界で、政治独特の慣習があることも感じています。

普通の感覚でいる人は政治の世界に入ったらどうなのか?子育てしている人が、議員をやる、政治をやるってどういうことなのか?
ということを書いていきたいです。


私が3年前に議員に当選した時も、周りの保育園のママとかもそれがきっかけで、初めて政治に関心を持ったという人も多かったので、私がある意味、政治との懸け橋になれればいいなと思っています。


今後、会社員など普通の感覚を持った人が政治の世界に入っていかないと日本の社会はよくならないなと実感しているので、なるべく多くの人たちに参加してほしい。そういうきっかけになってほしいですね。




家庭での政治への向き合い方


ろこ:正直、政治の世界は自ら知る機会もなかなかないし、どこで知ればいいかも分からないです。家庭で話をしていかないと子供たちにも伝わらないというのはあるんでしょうね。



恭子さん:そうですね。どこから入っていくかが大切だと思います。「政治を語ろう!」となると、一体何をどこから?となりますよね。家庭で一つの政策を取り上げて話すというのが、政治を身近に感じるポイントだと思うんですよね。


例えば、公立小学校の基準が35人学級がいいのでは?という提案がありますよね。

お子さんとしてはどうなの?
学校のクラスの人数はどう?
多い方がいい?少ない方がいい?

そういうことから話し始めたらいいんじゃないかと思う。


あるいは選択性夫婦別姓(結婚したら同じ氏を名乗るという現在の制度に加えて,希望する夫婦が結婚後にそれぞれの結婚前の氏を名乗ることも認めるというもの)を導入すべきかというものに対して、「子供がかわいそうだから」という反対意見もあります。



お母さんとお父さんの名前が違っていたら困る?            お母さんとお父さんの名前が違うのは嫌だ?


こういうことを家庭で話してみる。そこから政治に入っていくというのもあるんですよね。




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これからの政治との関わり方


ろこ:子供たちにとっても、親自身もそうかもしれないですが、結婚するとどちらかの名字が変わるとか、学校のクラスの人数の定員とかは決まっているとか、自分にも意見を言える立場があるということを自覚していない気がしますね。



恭子さん:そうですよね。それをすぐ変えられることではないけど、意見を表明していくことが大切だと思います。今特に、コロナのことで普通のお母さんたちにご意見をいただくことが増えてきました。皆さん「今まで議員の方と話したこともないし、どうにかならないかとアプローチしたこともなかった」という方ばかりでした。



でも、これだけブログやインスタなどSNSが発展してきている中で、個人が声をあげ、それに共感した人達の輪ができていくというのが、やりやすくなってきています。


個人が困っていることを発信してみると、それは意外とその人一人のお困りごとではなく皆が困っていることだったりもします。社会制度が今の社会についていっていないこともあったりします。


だから、これおかしいんじゃないかなと思ったことをまずは言ってみるというのは大切。一方で「おかしい!」と批判しているだけでは解決には結びつかない。


問題定義していく、意見を言っていくというのが後々私たちが生きやすくなる、働きやすくなることに関わっていくので少しずつ政治との距離を縮めてくれたらいいですね。


ろこ:今の学校の教育は、枠の中で考えなきゃいけないとことがまだまだありますよね。子供達には「自分の人生や自分の社会は自分自身で作り出せるんだ」と考えられるようになってほしい。そういうことのきっかけになればいいですね。



恭子さん:それが本当に必要なんですよね!昭和の時代は、いい大学でて、いい企業に入り、結婚して子育てして……と、ある意味、一本道だった。今は色々な生き方があり、価値観も多様。学歴がなくても色々な道もあったりします。そういう中で立場も色々な人がいます。



色々な選択肢がある中で、今の社会の制度が合っていないこともすごくあります。自分の立場で感じたお困りごとなどをどんどん発信していくことで
結果としていい制度や社会ができていくのだと思います。


今後はイベントなども開催しながら、今まで政治にどうやって関わればいいか分からなかった人たちと一緒に話をしたり、子供たちと一つの政策について話をしていくようなこともしていきたいと思っています。

※1月30日(土)11:00~オンラインにてワークショップ開催予定!!




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家庭での裏話

ろこ:ちなみに恭子さんは小学校3年生と1年生のお子さんがいらっしゃいますが、ご家庭では仕事の話もされるのですか?


恭子さん:政治活動で議会の活動をお知らせする、「都議会レポート」を駅前で配布したりするのですが、そのチラシ折を子供に手伝ってもらうこともあります。朝出勤時に子供と別れる時、「チラシ配りがんばって~!!」と大きな声で呼ばれたときは恥ずかしかったですね。



都議会質問を子供たちがインターネット中継で見てくれた時に「他の人より声が大きくてよかったよ!」と言ってくれて、何となくどんなことをやっているかは分かっているみたいです。




インタビューを終えて(編集部より)

今まで、私の身近には政治に関わる人いなく、遠い世界に感じていました。
でも恭子さんと、話をしていると子育ての話もありながら、本当に保育園のママ友のようなフランクさで、私も政策の一つを事例に子供たちと話をしてみたいなと思いました。



そして、何が正解か不正解か、どんな仕事をしているか、というような表面的な価値や固定概念ではなく、自分の意思をもち、誰かに伝え、周りを巻き込みその繰り返しで自分の生きている社会が作られていくことを改めて実感していきたいなと。そして「かあちゃんのかっこいい背中をみせたい」と恭子さんとお話して、そんな思いが沸々としております。 



コラム恭子さん

●プロフィール

 ・東京都議会議員(品川区選出/無所属 東京みらい)
 ・森澤恭子(もりさわきょうこ)

 ・2002年慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、日本テレビに入社。報道記者 として、社会部、外報部、政治部などを経験。外報部ではアメリカ大統領選挙の取材を行い、政治部では小泉純一郎元総理の番記者を務める。その後、森ビル広報やベンチャー企業数社を経て、2017年東京都議会議員選挙(品川区)に挑戦。現在、無所属(都議会では「無所属 東京みらい」会派)。夫と小1息子、小3娘を子育て中。
都議会での活動や子育てなどについて綴るブログは毎日更新中!「いつも心に太陽を!」



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