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iPhone SE設定中に自分の読書遍歴を振り返る

iPhoneSE(第2世代)が届きました。Macでデータ移行中なので、その間に初noteしたいと思います。

何にしようかと考えましたが、先日小迫さんのnoteを読んで、自分が読んできた本を振り返りたくなっていたのでこれでいこうと思います。

読書にハマるまで

私も国語は嫌いでした、図書室の匂いとか雰囲気は好きだったのですが、読書は嫌いでした。読書感想文は”あとがき“だけ読んで書いていたタイプです。長いこと読書に目覚めることなく、20歳を過ぎても読むのはジャンプとマガジンとサンデーでした。

そんな状態から突如本の面白さに目覚めたので、最初に読んだ本はずっと覚えています。


思考の整理学 (ちくま文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4480020470/ref=cm_sw_r_cp_api_i_cf8ZEbQ4CJDZZ

診療放射線技師の学校に通っていた当時、アパートに遊びに来た大学生の兄から薦められた本でした。なぜ読んでみようと思ったのかはっきりとは覚えていませんが、私と同様にあまり読書をしている印象のなかった兄が少し大人に見えたからだったかもしれません。読書だけでなく、兄の影響は大きいなと改めて感じています。

本について何も知識がなかったので、この本がロングセラーであることは数年経ってから知りました。お恥ずかしい限りですが、この本に最初に出会ってよかったなと思っています。技師国家試験を控えていたにもかかわらず、貪るように一気に読書にはまりした。

中田英寿さんから村上龍さんへ

次にハマったのは、当時は中田英寿さんがセリエAで大活躍していて黄金世代と同世代の私は、どっぷりサッカーにハマっていたので、サッカー関係のエッセイ等を読み漁りました。その中で特に面白かった本が小松成美さんの「中田英寿 鼓動」でした。


中田英寿 鼓動
https://www.amazon.co.jp/dp/4877282785/ref=cm_sw_r_cp_api_i_2r8ZEbM97AP1Z

図書館へ友人と国家試験の勉強に行くのにもなぜか持っていき、ファミレスで昼食をとっている時に読んでいました。「最悪のタイミングで読書に目覚めたね」とその友人が言ったことを鮮明に覚えています。ごもっともな意見でした。

小松成美さんの丁寧な取材によって書かれた濃密な作品を多く読みました。この頃は、スポーツ関係の本ばかり読んでいました。ほとんどサッカー関連でしたが。

このサッカーの流れからたどり着いたのが、村上龍さんでした。中田英寿さんともプライベートで旅行に行くほどの中で、「悪魔のパス天使のゴール」は中田さんが活躍していた当時のセリエAが舞台でとても面白かったです。


悪魔のパス 天使のゴール https://www.amazon.co.jp/dp/4344001893/ref=cm_sw_r_cp_api_i_7B8ZEbCFHQNVN

まだエッセイを中心に読んでいたので、村上龍さんの本もエッセイを中心に読んでいました。サッカーやスポーツに関するエッセイを多く書いていらっしゃるので、ほんとにたくさん読みました。


フィジカル・インテンシティ―日本サッカーが初めて世界に曝された (光文社文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4334728995/ref=cm_sw_r_cp_api_i_fE8ZEbWQ9ZZHA

しばらく村上龍さんにハマっていると、エッセイの中に著書の取材日記等が出てくるので自然に小説を読むようになりました。そして、ついに出会ってしまったのが「希望の国のエクソダス」でした。


希望の国のエクソダス https://www.amazon.co.jp/dp/4163193804/ref=cm_sw_r_cp_api_i_6I8ZEbHN122CH

分厚い単行本でしたが、徹夜してほぼ1日で読み切りました。時間的な制約も今ほどなかった生活だったので、これから先もこんなに読み耽る本は出てこないと思います。もちろん、面白い本はたくさんありますが、あんなに興奮して読んだ本はないです。いや本当に面白かったです。

村上龍さん以降

これ以降、村上龍さんの小説にどっぷりハマり過去の作品を読みつつ新刊が出るとすぐに買って読みました。本当に読書が好きになったのはこの頃からだと思います。他の作者の方の本も読むようになりました。新聞や雑誌で見かけた面白そうな本はメモしておいて本屋へ行ったときにまとめてチェックして一度に何冊も買って読んでいました。この頃から自己啓発本にもハマって良く読むようになりました。

ふらっと買う本を決めずに文庫本の新刊コーナーもよく物色していましたが、そこで出会ったのが池井戸潤さんでした。


かばん屋の相続 (文春文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4167728052/ref=cm_sw_r_cp_api_i_r88ZEbN87XB2Y

半沢直樹で物凄いことになる数年前の話です。当時も有名な作家さんでしたが、私は恥ずかしながら全く知らずにパラパラっと立ち読みしたこの「カバンやの相続」が面白かったのですぐに読み切り、それから池井戸さんの金融小説を読み漁りました。村上龍さんと同じくらいハマった作家さんです。

そして、現在の妻と出会ってから東野圭吾さんをすすめられてこれもどっぷりと浸かりました。著作は、ほとんど読んでいると思います。私が1番面白かったのは「悪意」です。


悪意 (講談社文庫) https://www.amazon.co.jp/dp/4062730170/ref=cm_sw_r_cp_api_i_5d9ZEb5XHDHCR

内容は正直あまり覚えていないのですが、「やられた!!」と衝撃が走ったことを覚えています。まだまだたくさん好きな作家の方、今の職に就く前に勉強にと思って読み漁った多くの素晴らしい本もありますが、そろそろiPhoneSEの設定が終わりそうなので、最後に2冊だけピックアップします。

今の私を動かすもの


シンクロニシティ[増補改訂版]――未来をつくるリーダーシップ https://www.amazon.co.jp/dp/4862761461/ref=cm_sw_r_cp_api_i_ej9ZEbKF7R5HT

ベストセラーなので説明は不要なのかもしれませんが衝撃でした。自分を変えてくれた、今の仕事が私の使命だと教えてくれたそんな本です。

そして最後に、私の息子はまだ掴まり立ちができるようになったばかりですが、もしも今中学生や高校生であれば必ず読ませたいと思う「シン・ニホン」これは本当に多くの中高生に読んで欲しいなと思います。


シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成 (NewsPicksパブリッシング) https://www.amazon.co.jp/dp/4910063048/ref=cm_sw_r_cp_api_i_So9ZEbTMSXH4W

iPhoneSEの設定が終わったようです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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