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AIは人類の良き友となるのだろうか、それとも...

近年、AIの発展は目覚ましく、人類への影響も増している。
3/23にはOpenAIのプラグインが発表された。

このプラグインが今後より普及し、スマートウォッチやスマートフォンなどの端末にサービスが実装されれば最善の選択肢を提供し、最高のパフォーマンスを追求するサービスとなるだろう。

あくまでも、仮定の話になってしまいますが、上記の様にサービスが普及し、何かを行動する際にOpenAIのサービスを介する状態になるば、私たちの情報は一企業のOpenAIに集約されることになるだろう。
これは単に、ある事象に対してどのような反応を示したかという表面的な情報だけではなく、個人自身が認識していない深層心理までが含まれることになる。

いわば、些細な言い回しや目線の動き、アドレナリンの分泌量や心拍数などの情報から、性的指向や、政治的思想、あるいは好意を寄せている相手を、本人たち自身が気づくよりも早く解析できるようになるのです。こうした情報が現在の自分の思想と一致する政党を見つけるための助言などとして使われるのであれば、それは素晴らしいことでしょう。

さらに、ある人物が他人に危害を与える危険思想を持っている場合、その情報をいち早く察知し、悲惨な事件を未然に防ぐことができるかもしれません。また、そのような思想を助長させるニュースやインフルエンサーの発言をシャットアウトして阻害することも可能になるでしょう。
さらに、本人の気づかない範囲でその思想を少しずつ変えていくこともできるでしょう。

しかし、このような見方は、一見良い面だけを捉えているようにも感じられますが、反対の事例も考慮すべきです。
例えば、現在同性愛が違法になりうる国が存在することを考えてみましょう。そういった国家の思想に反する人々を特定し、排除や調教を行うことも可能になるのです。このようなことは決して良いこととは言えず、逆に避けるべきであると考えられます。

しかし、こうした線引きは誰が決めるのでしょうか?AIが決めるのであれば、それは、盲目的に信じるべきでしょうか?そもそも、個人の思想を誘導したり改変することは本当に正しいのだろうか?


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