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【後編】参加型ロックフェス「おおすみで奏でるロックフェスティバル2023」に参加してきました

  こんにちは! 4回目の投稿となります。イソめさんです。前回の続編となります。なかなか忙しくて更新できずにいました。お時間のある方は少しだけお付き合いください。

   鹿児島初の参加型ロックフェス「おおすみで奏でるロックフェスティバル」の模様がYouTubeにてアップされていますので、ぜひ雰囲気を味わってみてください。


いよいよ当日の朝

    当日は各パートごとに受付時間が違った。私はギターでエントリーしていたので、朝8時からの受付となっていた。ちょっと朝ゆっくりしすぎて、実際、受付したのは9時であったが。
  ちなみに当日のスケジュールは次のとおりである。


  背中にギターを背負い、右手にアンプ、左手にクーラーボックス(ブルーシートやら何やら詰め込んでる)のフル装備。腰が痛い私には堪える。あとは妻がパイプ椅子を持ち、いざ受付へ。受付をすますと、スタッフの方が「お荷物お持ちします」と声をかけてくださった。にこやかな青年だ。お願いすると、ギター演奏の場所まで案内しつつ荷物を運んでくださった。

親切な運営スタッフの皆さん

   運営スタッフの皆さんはとにかく笑顔、親切な印象だ。本番の数日前、腰が痛いこともあり、メールで運営スタッフに、同伴者を許可していただきたい旨をお願いした。本番は演奏者以外は原則、その場から出るように、ということだったからである。すると、そのような事情ならと、快く許可してくださった。それは、受付の運営スタッフの方々にも伝わっており、当日のお気遣いに繋がったのだと分かった。ちなみに妻はボーカルとしてエントリーしていたが、特別にギターパートの場所で演奏に加わることができた。

セッティング、そしてリハーサル

  ギター演奏の場所では、すでにギタリスト、ベーシストたちが準備完了していた。真ん中あたりに空いてる場所があったので、そこに荷物を下ろし、セッティングを始めた。


  屋外での演奏となるが、電源はない。前編でも書いたが、電池駆動のアンプとコンパクトエフェクターをこの日は使うことにした。周りを見渡すと同じような準備をしている方々が多かったが、なかには、この日のために今はやりの蓄電機を購入した方もいらした。3万円もしたということだ。
  私は普段はマルチエフェクターを使っているが、電池は対応していないため、昔、使っていたBOSSのTURBO OVERDRIVEを持って行った。今回はアンプである程度、歪みや空間系のエフェクトをかけ、TURBO OVERDRIVEはブースターとして使うことにした。
  ちなみに機材は次のとおりである。


当日使ったコンパクトエフェクター
BOSS    TURBO OVERDRIVE


普段使っているマルチエフェクター
LINE6  POD HD500X


アンプ
Roland  Cube Street スピーカー部
アンプ
Roland Cube Street コントロール部
電池駆動でこれだけの音作りができる


使用ギター
Gibson レスポールスタンダード with ビグスビー

   そして準備は整った。

セッティング完了
(シールドは音を出すときのみ接続)


リハーサル


  リハーサルがもうすぐだ。チューニング、音出し、音色の調整などを行い、準備していった。本番はもちろんだが、リハーサルも楽しみだ。普段もそうだ。スタジオ練習が楽しい。みんなで演奏するのが楽しいのだ。別にLIVEしなくてもいい、そんなタイプなのだ。だんだん参加者皆さんの音が大きくなってくる。わくわくだ。
  大勢で演奏するときに、特に念入りにすることはリズム、タイミングである。ここでもそのことが中心であった。こういうイベントでは、リードバンドの方々がいて、リズム、タイミングの基準となる。それをリードバンドだけでなく、みんなで共有していくことで、みんなで演奏するんだという一体感のようなものを感じた。前に棒をもって指揮者のように振り、リズムとタイミングを可視化してくれた。その方はマイクも持ち、みんなに声をかけ、盛り上げてくれる。横にはアナウンサーの方もいて一緒に盛り上げる。
  リズム、タイミングが確認できたことでリハーサルが終わった。


リハーサル後から本番まで

   本番まで2時間くらいはある。ギターのチューニング、音出し確認をしても、まだ時間がある。そこで、他の参加者の皆さんの楽器や機材をまじまじと鑑賞した。た、楽しい。そして、話しかける。た、た、楽しい。まだ本番ではないのに、同じ趣味をもった参加者、仲間、、、このイベントにはこんな楽しみもあるのだとわくわくした。
  それでもまだ時間がある。
  実はこのイベント、行政が関わっている。大隅地域振興局、各市町村、、、そして鹿児島県。なかなか珍しいらしい。その証?に、県のマスコット、ぐりぶーもいる。

鹿児島県公式マスコット ぐりぶー

  それだけではない。鹿児島県、大隅地域の特産品を扱っているところ、地ビールやブランド牛丼などの飲食プースもあり、本番までの時間、暇することなく、十分に楽しむことができた。

特産品などのお店など


そして本番へ…

   もうすぐ14時。いよいよ本番だ。リハーサルのときよりも人が多い。観覧者も参加者も増えている。午前中仕事とかあったのだろう。仕事を切り上げてこのイベントを楽しみに来たのだろう。いよいよ本番だ。緊張とわくわくが。
   1曲目、情熱の薔薇。リードバンドのドラマーのカウントでイントロが始まった。いい調子で弾けている。LIVEバージョンのチョーキングもいい感じ。Aメロになりみんなの歌声が聴こえる。ボーカルだけでなく、楽器隊も歌っている。私もギターを弾きながら歌った。
  2曲目、小さな恋のうた。ここに来てから覚えたがなかなか弾けている。ダウンピッキングもいい感じだ。なんかメリハリがあってキメがあって一体感がサイコーだ。
  3曲目、天体観測。いちばん練習したがミスも多かったがみんなが笑ってる楽しんでいる雰囲気で完全に悦モード。
  あっという間に終わった。まだ片付けたくない、帰りたくない…すると、「アンコール」の声。観覧者ではなく、明らかに参加者だ笑。でもそれが正直な心の声だ。私も合わせて唱和した。
  「じゃあアンコールいきますかー」と指揮者?の呼びかけ。みんな「イエーイ」である。そして、アンコールは情熱の薔薇。1曲目よりも大きな声で歌い、強く弦を弾いた。完全燃焼。


おわりに



  今回、憧れの参加型ロックイベントに初めて参加した。エントリーしてよかった、次も絶対に参加したいと思った。
  このイベントを開催するにあたり、鹿児島で初めてということで多くの困難があったと思う。それでも企画し、実現してくださった運営スタッフの皆様、関係者の皆様などなど、感謝の気持ちでいっぱいだ。今回は参加費無料だった。そういう意味でも大変だったと思う。次は参加費を払ってもいいので、また開催してほしいと思う。


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