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今と昔の自分は違う

給食では嫌いな食べ物ができてしまう人がいたな。
もう40年ぐらい前の話だから、給食で初めて食するメニューもあったりしてね。例えば、私の友人は八宝菜。中華を出してくるなんて当時の給食のおばちゃんたちは頑張ってくれてたと思うんだけど、想像した味と違ってたんだろうね。それから友人は大人になって勇気を持って八宝菜にチャレンジするまで、ずーっと八宝菜は美味しくないと思ってたんだって。味覚は給食に限らず、子どもの頃は苦手だったけど大人になると好きになっていくものってあるよね。


最初の印象が悪すぎて手を出す気になれなかったり、すでに自分が変わっていて十分に受け入れることができるようになっているのに拒否反応が先行して試してみることを避けていたり。こういうことは食べ物に限らないとおもうのよ。

もったいなくない?

過去の思いを握りしめて今の自分ならどう感じるかにチャレンジしないのはあなたの可能性を狭めると思うのよ。

学生の頃、体育好きな母だったがマラソン大会だけは好きではなかった。そんな母が39の時にフルマラソンに出るようになって、100キロマラソンも完走できるようになったのは、やらされていたマラソンから自らやるマラソンに変わったから。

自ら選んでやり始めたものと、誰かにやらされたものは同じことでも確実に違う。もちろん、大人になってやったマラソンが最初から楽しかったかと言うとそうではなかったけど、ホノルルマラソンや掛川、那覇、青島太平洋など大人の母にはいろんなところを旅するギフトを用意したり、ユニフォームやグッズを選ぶ楽しさなど工夫の余地は山ほどあった。一番は一緒に走る仲間ができたことかな。

昔と今の自分は同じようでも違う。
私たちは変わっていっているんだよ。

だから、今の自分で再度チャレンジしてみることは意義がある。
気になるものがあったらやってみるといいね。どうやったらやれるのか⁈を考えながら。自由の幅が広がっている大人な自分を感じれて、ちょっぴりうれしくなると思うな。