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鬼滅の刃を見た夜


40にもなっていまさら鬼滅もないだろうと思ったが、見てしまった。しかもすごく面白くて、漫画もレンタルで読んでしまった。買おうかな…本は奥さんにバレるから電子書籍にしようかなとか思ってしまってる。

映画は兎に角、煉獄さんというキャラクターが素晴らしかった。彼は他の柱と違い近親者を鬼に殺されたという動機で動いていない。純粋な弱者救済という使命感から母の教えを守り誰かのために命をかけ戦っている。魅力的なキャラクターは多いが、みんなどこか利己主義的なところがある。むしろ利己的なのが普通だよと思える鬼がいる世界の中で一人誰かのためにと戦っている煉獄さんはとても魅力的に映って見えた。主人公の炭治郎が作中闇落ちしなかったしその傾向すらなかったのは煉獄さんのおかげと言っても良いだろう。

鬼滅の刃に感動したことをぜひ誰かと共有したいが、今のところおじさんにはまだ恥ずかしくて出来ない。これはとても残念なことだ。早く嫁と子供にも見て欲しい。
今回視聴率も高かったらしいし劇場版「無限列車編」の興行収入(興収)は、「千と千尋の神隠し」(約317億円)を超え、史上最高額らしい。
まだ8巻が終わったあたりだから、あと4、5本映画を作れるストックがある。ぜひジブリの金曜ロードショーのように映画のたびに昔のやつを定期的にフジで流していただきたい。認知度がジブリくらいになれば酒の席で話題になって、(といってもおそらくまだ当分酒の席もないとは思うけど)誰かと自然に意見交換が出来るかもしれない。
コロナで蓄えた読んだマンガの感想を言い合えるその日まで心を燃やそう。歯を食いしばって前を向こう。

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