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【結婚は相手への依存だと思ってた!】なんて拗らせた思想

私が婚活を始めた理由はずばり、パートナーが欲しかったからです。一人暮らしは本当に楽しかったのですが、ふと思ったんですよね。

「飽きたな…」って。

たぶんもっと前から飽きてたのかもしれませんが、キッカケになったのは独身仲間Aちゃんの結婚報告でした。
それまでは他人の結婚報告には「そういうお年頃よね」と思うことはあっても、「よし私も続くぞ!」とまではならず…。

なんでAちゃんの結婚がそこまで後押しになったのか、振り返ってみると、私の拗らせた思想がありました。
お付き合いください…。

もともと、なぜか男性に厳しい私。

家を綺麗に保つこと
適度に運動し健康を心がけること
仕事をして経済的に自立すること

全部できて当たり前では??(病気とかは別ですよ!)

自分が頑張ってるんだからお前も頑張れ!という昭和のパワハラおじさんのようですが、実際問題、
東京で、いや東京じゃなくても一人で生きていくって大変じゃないですか。
私は地方から出てきたパターンですが、
周りに恵まれ、また運が良く、そしてそれなりにガッツもあり、1人で生きていくには困らない生活力と経済力があると自負しておりました(※人と生活を共にするという協調性はなし)。

なので、家が汚いとか、だらしない生活習慣とか、ちゃんと働いてないとか…
許せなかったのです(別に誰にも「許してほしい」とか言われてないけど)。

じゃあ若いうちにハイスペ男性捕まえておけばよかったやん、と思う方もいるかもですが、
ハイスペ男性に乗っかってる女性もなんかイヤでした。

これも拗らせてますが、私は20代は仕事も忙しく安月給で。
そのせいか、彼氏と同棲(家賃は彼氏が多めに払うor全額負担)で良いマンションに住んでる子とかをやたら敵対視していました。

彼氏と別れて実家に帰るとか聞くと、
「彼氏にめっちゃ人生左右されてるやんけ」と思ってたので、きっと下に見てたんでしょうね。

若いうちの失敗なんて別に全然いいのにね!?
むしろ失敗しないとこうして拗らせるというのに!!
他人がそんなに気になるなんて、自分に自信がなくて暇だったんだなーと今では思いますが…。

ハイスペだからとかじゃなく、一緒にいたいから一緒にいるわけで、なんかそれを「依存してる!」みたいに捉えてました。闇が深いです。

結婚(同棲)というのは相手への依存だ!!

と、当時は無自覚でしたがおそらくこんな考えがあり、
「私は一人で強く生きていくぜフフン(そしてそんな自分が好きサ…)」という時代を過ごしました。

なので、周りの結婚報告を聞いても、
「そうなんだ~まあ私は私で楽しくやってるよ~」
(でも一応、マッチングアプリに登録してみたり、ネットで初婚年齢とか初産年齢の中央値とかは調べたりするけどなっ)

という状態だったのですが、その独身仲間Aちゃんのときは「いいパートナーができて良かったねえ」という気持ちで一杯で。

というのも、彼女はとても人間ができており、もちろん仕事もバリバリやっており、趣味も多く、
一人は寂しい!とか、男性に頼りたいとかっていうタイプでもなかったんですよね。

だから、そんな彼女が結婚するということは、
メリットデメリットじゃなく、一緒にこの先の人生を歩んでいきたい人が見つかったんだなって勝手に納得しました。
(他の結婚した友達がみんな金目当てとか思ってたわけではないです、けして!)

そして思いました、

「私もパートナーほしくなってきたぞ」と。

苦楽をシェアできる人、お互いに理解し合える特別な仲間…!

そういう人がいたら最高なんじゃないかと結婚について前向きになったのでした。

ほんとはもっと前から気付いていたんでしょうけどね。

自分が誰かを1番にしなくていい代わりに、
自分もまた誰の1番でもないということに…!

いや、当たり前なんだけどちょっと切ないですね。
お互いに責任を負うっていうのにビビってたのかもしれないです。

そして今なら分かります、私が依存だと思っていた結婚、
実際は家庭を築くってめっちゃ大変だな、と…。

その話はまた今度!

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