フリーランスを始めて2年が経った

フリーランスを開始して2年が経った。締めは確定申告の12月締めになるので年度としてはとっくに3年目に突入しているがやっている期間としては3月末で丸2年になる。

仕事としてはあまり変化はなく相変わらず準委任契約で客先常駐で仕事をしている。代わり映えはしないが堅いお仕事。それとお小遣い程度の、細々とした保守や作業のお手伝い。
メインの仕事は来年度(2020年4月〜)のオファーも頂けたので嬉しい限り。
確約はできないと言われつつもニュアンスとしては年間契約に近く非常に有り難い。
コロナ流行っているのにこうやってオファー頂けて普段からの金払いも良く遅延もないなんて最高すぎる。

加えて、今の職場は日々の学びも多い。
こんなおっさんでも切磋琢磨できる環境とか貴重でしかないので、できるならもっと頑張りたいところ。

健康診断での再検査

健康診断で再検査があり近所の町医者を受診したところ紹介状を持たされ大病院へ。
精密検査の結果問題なしで経過観察となったがあわや入院、あわや手術というところまで行き非常に焦った。
分かったのは超音波検査機にも精度があって大病院の方が精度が良いものを使っていることと、収入が5%程度下がることは最初から心の中に織り込んでおかないといけないということ。
そうしないとこういった入院の時や万が一の事態があっても休めないし困ることになる。
ただ僕自身は下がるということに精神的にあまり耐性が無いのでここは腹を決めないといけない。

所得税100万超えた

前年度は所得税が100万超えてしまった。
もともとエンジニアは経費があまり無いのだけどネットで調べる限り僕はその中でも特別少ないらしい。家賃按分もやってるんだけどな・・
なので今年はiDecoの額を増やすなりしてもっと節税を心がけねばと思う次第。

ちなみにフリーランスは仕事に関わるものなら何でも経費で落とせばいいみたいにフリーランスでない人からよく言われるけど、買うということは普通に出費するので節税のことばかり考えて浪費すると本末転倒なことになるので注意が必要。

保険の任意継続、終わる

保険が任意継続から国民健康保険に変わる。変わると保険料が2倍近くに跳ね上がる・・ヤバい。

税務調査、来るのか来ないのか

結論で言うと来なかった。
来なかったが、代わりに控除申請した医療保険やらiDecoやらの証明書を郵送してくださいという依頼は来た。e-taxで申請した方にランダムで依頼しているとのこと。
送った結果、相違ありませんでしたという通知が来た。
返送された証明書に「ありがとうございます」の付箋まで貼ってあった。

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でもこれでようやく、フリーランスとしてあるべき支出の姿になった感じ。
これまでの2年はサービス期間というところ。

やめたこと。セミナー登壇。
コスパ悪すぎるので。
資料制作に結構時間かかる割に寸志しか出ないのが普通。
委託されているので個人事業主としてのコネクションが増えるわけでもなし。
どうしてもお願い!と言われた1件を最後にやめた。

それと今年は業務委託で細々来る依頼も年末で全てやめようと思っている。
見込みアリから発注に至るまでの時間がどれくらいかかるか予想できないし、それを待っている時間が非常に無駄だ。
そのくせ発注したらすぐにやれ、今すぐ納品しろという勢いで迫ってくる。
信号に間に合わないのは早い段階から踏み込んでいないからだ。黄色になってから急に踏み込んで交差点に突っ込んでも危険だし事故のもとである。
それだったらゆっくり止まって次の青信号を待った方がいい。

そういうの疲れるし、それだったらメインの収入源になっている準委任契約だけやった方が楽だし堅いしよくね?ということ。
再開はいつでもできるしね。

そう思うようになったのは1年目ほど稼ぎに執着しなくなってきたからかもしれない。稼げば稼ぐほど税金増えるし・・
僕は物持ちだがそこまで高いものが欲しいわけでもないので、年収1000万円前後あれば妻子を食わせて自分の趣味に多少使っても十分貯金できるし問題ないかなと。
あ、でもポルシェは欲しい。981ボクスターか718ケイマン。
乗らずに死ねるかと思ってる。
逆にそれさえ手に入れば、あとはゲームと読書とプラモとバイク程度だからそれほどお金かからないと思う。

まとめると

・収入の5%は下がるのが当たり前くらいの気持ちでいよう!
・節税しよう!

ただ一方で上記のように受託は本当に安定しないというのが個人的感想。
見積も10本書いて1本見込みありならマシな方。
なので現在のエンジニアを取り巻く、準委任契約のエコサイクルが今後崩壊する(単価が大幅に下がるとか)ようだと僕には厳しいので、その時は社員に戻ると思う。

とはいえエンジニアがベビーブームの如く爆増するわけでもないし、エンジニアにはその文化圏に対する適性というものがあって、アニメを視聴している人がイコールアニヲタでないのと同様に、コードが書ける人がイコールエンジニアでもないのだ。
そしてその文化圏にどうにも馴染めない人はエンジニアを続けることができない。

なのでエンジニアの数が急増するということはまず無いし、ITが水や電気のようなインフラの一部となってしまった現代で需要が減ることもまず無いと見ているけど、それでも慢心するべきではない、と思う。

ただ40歳定年が定着してくると戻る職場も無いっていうね・・
そう考えると今からリスクのある暮らしに慣れておいた方が良いのでは、と思われる今日このごろ。

思うところいろいろありで、3年目も続けていこうと思います。


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