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フリーランス 4期目終了で5期目へ

毎度書いているような気がしますが、確定申告ベースでは12月末締めなのでとっくに4期目を終えて5期目に突入しています。
4月でフリーランス5年目です。いえい。

今年のトピックを幾つか紹介します。
だいぶ長いので、目次を見て気になるやつだけ読んでもらえれば幸いです。

代わり映えしない日々

個人事業的にはあまり代わり映えしない1年でした。
仕事も収支も、前年度同等。今年は変動あるかも・・?
所得税も同額くらい。住宅ローン控除でその分減った。

引っ越しに伴い奥さんは退職したので健康保険が国保になって、その分の支払いが増えてウチの保険料は天井知らず。。。ひえええええ

信頼、信用の大切さを改めて認識

SNSなどで一切の広告活動をしていない私にも、たまに知人経由で仕事の打診が来たりします。
○○の技術者を探していて、○○さんに紹介を受けてきました。みたいな。

これ、やったー!って思います?
私は、怪しい〜って思います。

名前も実績もどこにも出していない、かつ個人事業主の私というのは、他者から見てみてば「なんだかよく分からない、得体の知れない人」です。
そんな人に依頼してくるなんて、十中八九、お金が無い事業者です。

家に例えれば、なんとか安く済ませるために地元の工務店に直接乗り込んでくるようなものでしょうか。
いや、工務店ですらない、大工さんに直接頼みに来るようなものです。
普通はハウスメーカーに行きますよね。

案の定、起業はしたがホームページもない、代表電話もない。
仕事も知己から得た初めての仕事だとかなんだとか。
契約書の結び方さえ知りませんでした。
でも人を使う気持ちだけは何故かあるという不思議。社長は人を使役するものだとか思っているのでしょうか。

もし、1000万円のWebサイトの開発依頼が来たら

いつも会社員としてプログラミングをしていて、小〜中規模のサイトなら1人で作れるのになーって思っていました。
例えば開発費1000万円のWebサイト、1人で受けて開発し、納品すれば1000万円総取りですよね。

やったーって、以前の私なら思っていました。
今だったらかなり慎重になります。

これは先ほどの依頼をくれた方の話に繋がりますが、やり方は無料で教えるので貴方がたで手を動かしてやるのはどうですか?と提案しました。
(※家に例えるなら、犬小屋を作るようなレベル感だと想像してください)

そしたらお金を払うからやってもらいたい、と。

この時私の背中を冷たい汗がつつーっと流れました。
これ責任問題になるやつだ。

要はプログラムがバグって、顧客に損害が出た場合に私に責任を負わせて本人たちは痛い目を見ないようにする作戦ですね。
私みたいな吹けば飛ぶような個人事業主が、企業の損害賠償なんて請求されようものならあっという間にお終いです。

1000万円のWebサイトの例も、開発するだけなら兎も角、その後の瑕疵対応や責任関係まで明確になっていて、自身に火の粉が及ばないようになっていないのであれば受けるべきではありません。
明確な契約書が作れないのであれば、十分な信頼関係が無い限りはお話にもなりません。

自分の周りは全員敵で、合法的に騙そう逃げようとしている奴がいっぱいいるという意識で望まねばなりません。
実際に費用未払いで泣き寝入りしたエンジニア仲間が何人もいます。
私の少ないエンジニア仲間のなかで複数人いるんで、結構な確率です。

ここ数年、ギグワークに注目が集まっていますが、契約書をちゃんと確認できないようであれば、発注側にいいように使われて終わりだと思うんですよね。
雇用されていない以上、自らで守るしかないのですが、その辺りみんなどう考えているんでしょうね。

なお、その後コードレビューをお金払うからやってとも言われましたが、同様の理由で辞退しました。

無料の使い方

で、先ほども少し触れましたが、私は手を動かさない限りは無料でお手伝いをするように、最近はしています。
ただこれには条件があり、対価を貰わない代わりに責任も負わない、と事前に伝えたうえでアドバイスをしています。

上手くいけば信頼関係が築かれて、相手の会社が儲かってもう少し会社としての体制が整ったらちゃんとした仕事が来るかも、くらいの気持ちでいます。

まあでもこうやってできるのも、メインの業務が安定して回っているお陰なんですけどね。
強く出れるのとっても大事。
足元見られたり、少しでも弱気を見せたら終わりです。

新しいテクノロジーも、ついてこれなければ意味がない

これまでの話とは打って変わって、
何かコードを書く時によくPMからリクエストを受けるのが、

初見の人が見てもパッと分かるやつ

と言われるので、必然的に書くコードはベタで、シンプルで、ゆえに速い、みたいなところに落ち着きます。

ただベタとはいえフレームワークもアーキテクチャーもまあまあ新しいものを使うようにしていて、いいものがあればこれ使ってみませんか?と提案するのですが、場合によっては

ウチのメンバーは大丈夫そうだけど、外部の協力会社がついてこれない

ということがあるようで。
Webアプリも皆で作っていくものであり、かつ外部の協力会社が変わっていくケースまで加味すると、ついてこれないようなものは採用できません。
新しさだけでなく、理解度を要するものもなかなか難しいものがあるなと思った次第です。

引っ越しと、仕事部屋確保

引っ越し前はリビングの座卓で仕事していたのですが腰が・・・
ホームセンターの安物だけど、オフィスチェアとデスクを導入してQOW(クオリティ・オブ・ワーク…今勝手に作った)爆上がりです。

椅子は職場の人に相談したら待ってましたとばかりにイケてるゲーミングチェアを勧められたけど、私はホームセンターのでも全然大丈夫ですね。
リクライニング機能付きにはしましたが。背もたれ固定はちょっと辛い。

子どもたち

上の子(7歳)は、まあ放っといても大丈夫な感じ。
黙って行かない、聞くべきときに聞いてくる、そのさじ加減が大体分かっている。
でも左右見ているのに前見ていなかったりする。信号のない横断歩道はまだ危ない。
たまに魔が差すようで、いきなり壁に落書き始めたりとか、とんでもないいたずらをする。でも自分の部屋ではやらないあたりが確信犯。

下の子(5歳)、もうちょい。
いたずら大好きすぎて、いたずらそのものも好きだし、それを見た大人の反応も好きだから始末におけない。
でも意外とお姉ちゃんより事故が少ない。魔も差さない。

おわりに

まあこんな感じで、まだ続けられるならフリーランスあと20年は続けたいです。
テレワークで電車に乗らなくなったせいか、風邪すらも引かなくなりましたし、痴漢冤罪とかの心配もなくなりました。
テレワークか出社かが普通に選べる環境、これからもずっと続いてほしいです。

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