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巨漢かあさんは、GW前も鬱々している

こんにちは!4Lかあさんです。

過去に躁うつ病と診断されました。
当時職場でうまくいってなくて精神的に落ち込んでいました。自分なりにいろいろ調べてみて、その理由が「脳の偏り」にあるのではと思ったため、発達検査を受けにクリニックに行きました。

検査の結果は、いわゆるグレーゾーンでした。偏りはあるのは事実で、私はいわゆるワーキングメモリーは高いものの、目に見えるものから見えないことを類推する力がかなり弱かったのです。しかも、凸がスバ抜けて凸っているわけではないのに、凹はかなり凹っていました。

当時の職場では、前者が必要な仕事から後者が必要な仕事に無理やりシフトさせられて、それを「修行」と称して強要されていました。
私は目に見えないことは「ないもの」とみなします。ないものを想像して創造する能力がありません。企画や提案、デザインなど、相手がほしいもの、現時点でないもの、つまり0から1を作る能力がありません。人の心がわからず、空気が読めない私には、お客さまに新しい何かを提案したり、お客さまの思いを聞きだしたりする力はありません。また、ないものを提案して、それを作業分担して他の同僚に仕事を回し、進捗管理するリーダー的役割も追加されました。いつもIT系の仕事を始めると、作業・開発(プログラマ)系から提案系(SE)や管理系の仕事を回されて、苦しい思いをしてきました。

また、タンスなど収納家具が苦手で、しまうと「ないもの、存在しないもの」とみなすため、自分が使うものはすべて自分のそばの見えるところにおいています。いらなくなったものを捨てることはできますが、身の周りに必要なものを隠さずに置きたいため、いわゆる「片付けられない女(男もいると思いますが、当時こんな言い方をしていたのは、女性は片付けを含む家事ができて当たり前、という固定観念からでしょう)」なのでしょう。見せる収納というのもありますが、ほんの一部分でも収納したくないのです。

発達検査をしてくれた女性心理士さんにしばらく相談していたのですが、精神的に追い込まれて仕事場でペットボトルを投げたり、非常階段から飛び降りようとしていたほど荒れていたのに、「こらえて仕事しろ」と言われ、あまりわかってもらえなかったです。

その方は発達検査してくださったときにはすでに妊娠中で、産休までの数か月だけお世話になるというのは初診時から決まっていました。
しかし、産休前最後の予約の数日前にクリニックから連絡があり、切迫早産で入院し産休に入ったため、一方的にキャンセルされました。そこは、精神科の医師と心理士がそれぞれ診察?をしてくれるところでしたが、キャンセル後は、どうも私のことを「わがままばかり言っている奴」とよく思っていなかった医師の診察だけになった上に、罵られたりしたので、通院を辞めました。その後すぐに仕事もやめました。後になって医師と心理士は夫妻で、心理士が医師に私のことを悪く言っていたとわかりました。

なお、心理士からはお詫びのお手紙をいただいていたし、体調の変化はしょうがないと思っていました。後年私も2人出産しましたが、妊娠中は高血圧と精神不安定はあったものの、入院するほどではなかったので、一口に妊娠といっても人によってずいぶん違いがあるのだと実感しました。

話を戻しますが、悪くいうと私は言われた仕事(誰かが提案・設計・管理などをしている仕事)をこなすだけ、こなすための勉強はするけど、それ以上の仕事が特性上できません。「修行」しても無理です。「修行」した人にいくら馬鹿にされても無理なものは無理なのです。現在の職場でもしんどい思いをしています。新規性の高い仕事からは外され、立場が宙に浮いてしまっています。お客さまへの質問事項が浮かばないし、仕事の自動化の研修を受けたときに、自動化のためのプログラミングはできても、自動化したい業務は浮かんでこない。新しい技術の勉強会だとまとまっている資料がなくて、迷走する。他に何かに秀でているわけでもなく、上位互換の方々の補欠(バランサー)扱い。一体何のために生きているのか。子育てだけで終わるものかとふんばって仕事を始めたり、勉強したりしたものの、やってみたいことやりたいことは私が特性上苦手なことばかり。ため息ばかりの毎日です。



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