ぬるい水の中の海藻になって聴く音楽
おこんばんは〜!
9月が駆け抜けてゆきますね。
もうそろそろ炭火焼きウォーキング(夜のビル街を居酒屋のけむりを嗅ぎながら歩くこと、わたしの大好きなお散歩シチュエーションです)を再開したいぞと思い、地下鉄ひと駅分を歩いてみましたが、まだ余裕で暑い。小学生の頃は、この時期もう長袖1枚で学校に通っていたような気がするのだけど…
さてさて、今日は先日行ったライブのお話です。
🛶ペトロールズ 2024AWツアー
"DE LUXE"
ペトロールズは、
長岡亮介氏 (Vo.Gt.)
三浦淳悟氏(Ba.Cho.)(愛称:ジャンボさん)
河村俊秀氏(Dr.Cho.)(愛称:ボブさん)
こちらの御三方からなるスリーピースバンドです。バンド以外だと、さまざまなアーティストのサポートメンバーとしても第一線で活躍されている面々。
わたしはもともと椎名林檎さん(林檎班員歴8年目🪪)や東京事変が好きだったので、浮雲名義で活躍されている長岡さん経由でペトロールズを知り、今に至ります。
サブスクにもほとんど音源が出回っておらず、CDも通例はライブ会場での販売のみ。日常ではなかなかファンに出会えないのですが、もう、本当に本当に魅力的な方々なのです。その魅力は、他でもないライブでのパフォーマンスにたっぷり詰まっています。
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ここで謎のタイトル「ぬるい水の中の海藻になって聴く音楽」というところに触れたいと思うのですが、海藻はわたし自身を指します。そして、「ぬるい」は「ヌルい」でなく「温い」です。
もちろん演奏されているお姿を含めて心に焼き付けたいという気持ちはありますが、毎公演あまりの心地よさに目をつぶって海藻のようにただただ揺れているだけの時間があります。今思い出すだけでも幸せな時間です。は〜はやくまた行きたいなあ…
ちょっと話が変わります。
これはペトロールズ、ひいては音楽に限った話ではないのですが、わたしが生きていく上でとても大切にしている感覚があります。
ざっくりいうと、「わかるかわからないかだけで物事を判断・選択しない」ということです。
文章や音楽、映画などさまざまな芸術に触れるなかで、「なんか気になりはするけど、ちょっと意味がわからないな〜」または「よくわからないけどなんか好きだな〜」みたいな瞬間ってありますよね。
わたしはそういう瞬間をとても大切にしていて、わからないなりに自分で考えて記録やメモを取ることを習慣にしていたりもします。何がわからないかを書き留めることもしばしば。(意識的に習慣づけているというよりは、忘れてしまうことの方がストレスで、そうせずにはいられないだけなのですが…)
話をペトロールズに戻します。
実はこのライブの前、仕事で落ち込むミスをしてしまったわたし。ライブは連休最終日だったので、楽しみな気持ちと仕事へ行くちょっとしたつらさで心がまっぷたつにちぎれそうな状態で会場へ向かっていました。
そんな中始まったライブ、時間はどのあたりだったか忘れてしまいましたが、定番の"fuel"という曲のイントロでその日も観客のテンションは最高潮に!
歌詞を読むように聴いたことはあまりなかったのですが、この日ふと
「今日は明日へ勝手に切り替わる」
「今日も昨日も力ずくで繋がる」
という部分が光って聴こえて、始まる前の不安などどこかへ行ってしまいました。
ペトロールズに関しては好きが大前提としてあるので前述の感覚とは少し異なりますが、何気なく享受していたものがふとお守りになるようなこういう瞬間があるから、生きていられるよなあ〜としみじみ感じたのです。心の赴くままにいろんなものに触れることは、わたしの生きがいのひとつ!
話がまた遠くへ飛んでいってしまいましたが🎈、ペトロールズはこんなことは言わずもがな最高のバンドです。
3人とは思えない厚みと、軽いから重いまでいろんな形で届く音の波!不足がないどころか十二分の充実度に、毎公演ほかほかになって帰宅します。
そしてなによりゆる〜〜〜とした空気の中交わされるMCも楽しい。今回は「洗濯物を干して出てきたのに、その瞬間土砂降りでツイてなかった」「海沿いを走ってると見えてくるとある荒野が気になって仕方がない」「YouTuberのあの決まり文句がちょっと気に入らない」などのなんでもない話が聞けました笑
ぜひともペトロールズのライブに足を運んでみてくださいな〜
ここで本日の1曲
fuel / ペトロールズ
f u e l プリーーーーズ!
サブスクでも何曲か配信されておりますので、そちらもぜひ!
ではまた〜🙂↕️🌿🛶🫧
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