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キャロットクラブの高額馬は走るのか? 過去4世代の募集価格と成績の相関を分析

前編ではキャロットクラブの過去4世代(2018~2021年募集の中央所属馬計326頭)における属性別戦績(東西別や母産齢別、馬体重別など)を分析して、どのデータの切り口が走る傾向にあるのか、解説してきました(前編コラムはこちら)。

今回の後編では切り口を更に増やして、「厩舎別」「種牡馬別」「募集価格別」と深掘りしていきます。

特に一口馬主を投資として捉えている人は「費用対効果」が気になるポイントでしょう。「高額馬なら走るのか?」「募集価格と成績は相関関係にあるのか?」という疑問に答えていこうと思います。

後編コラムでも、複数のデータの切り口を掛け合わせることで、新たな「走る傾向」と「走らない傾向」を発見することができました。

相当な時間を費やして分析を行ったので、今回の後編コラムは有料とさせてください。無料の前編コラム(もしくはYouTube)だけでも既に役に立ったと思う方は、「投げ銭」的な位置付けでお買い上げいただけると幸いです。

※キャロットクラブの許可を得た上で情報発信をしています。

【2023/08/22追記】
ここ最近のデータ分析は全て、2018年~2021年の4年間の募集馬326頭を対象にしているんですが、その分析対象からサートゥルナーリア世代の2017年募集馬を除いているのは十分な情報量じゃない、という指摘を受けました。

なぜ2017年募集馬より過去の世代を対象外にしているのかというと、筆者自身がキャロットクラブに加入したのが2018年で、それ以前の募集馬データを個別に保持していないからです。意図的に排除したわけではありません。

一個人が分析した結果なので、こういった個別事情が加わる点、ご了承いただければと思います。

更にこんな質問も頂きました。

人気馬の成績は前コラムで解説しましたし、高額馬の成績もこのコラムで紹介しているんですが、「人気馬かつ高額馬」の成績をクロス集計していなかったので、追加で分析してみました。

以下有料部分の最後に分析記事を追記したので、ご確認ください。
【2023/08/22追記終わり】

【2023/09/01追記】
現時点の人気指数を集計して、過去の母馬優先の有無別でどの枠で抽選になったかの平均割合を算出した上で、各馬毎に「一般当選」「一般抽選」「×0抽選」「×1,2抽選」のどれになるのか、予想してみました。

以下有料部分の最後に予想記事を追記したので、ご確認ください。
【2023/09/01追記終わり】

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